米GDP,失業保険申請件数に注目! 「3月27日の注目点とイベントスケジュール」

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2025年3月27日

米GDP,失業保険申請件数に注目! 「3月27日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日は片山自民党金融調査会長の「ドル円は120円台の時期が長かったので、120円台が実力との見方が多い」「円高方向への誘導手段としての為替介入は、長期的には効果があまり大きくないので、根本的な対策が必要。自民党として、新NISAの税制優遇拡充を検討している」などの発言や、日銀審議委員に昨日就任した小枝淳子氏が「実質金利は極めて低い」「基調的なインフレは緩やかに上がっている」などとの発言から、円買い・ドル売りが優勢となり、ドル円は欧州市場で一時150.02円付近まで下落しました。

 

本日は米GDPや失業保険申請件数などの経済指標と、引き続きトランプ大統領の動向に注意しておきたいと思います。

目次 [隠す]

◎本日の注目点

 

1)経済指標

 

米GDP(確定値)、失業保険申請件数

米国は景気後退が懸念されており、GDPの結果に注目。

ただ、今回は速報値・改定値に続く確報値なので大きなサプライズもない結果になるのではないかと思います。

失業保険申請件数は毎週発表されるため、雇用指標の先行指標として注目されています。

失業保険申請件数、特に継続申請が悪化していれば今後の失業率の悪化につながるのではないかと思います。

 

 

 

2)リスク要因

 

トランプリスク

トランプ大統領の言動がマーケットを混乱させています。

本日早朝に自動車関税について、米国以外からの自動車輸入に対して25%の関税を課すと発表。

4月2日には他の関税が発表される可能性も示唆しています。

新たな発言でリスクオフが進む可能性があり、トランプ大統領の関税に関する言動に振り回されるリスクには注意したいと思います。

また、ウクライナやロシアに対しての発言も多々出てきており、リスクオフが進んだり後退したりとマーケットは振り回されています。

本日もトランプ大統領の言動がマーケットを動かしていくと思うので注意しておきたいと思います。

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

3月27日(木曜日)

 

17:30 GBP ディングラBOE外部理事発言

18:00 NOK ノルウェー政策金利発表

18:45 EUR ビルロワ・フランス中銀総裁発言

21:30 USD 米GDP(確定値)、失業保険申請件数

22:00 EUR デギントスECB副総裁、ビルロワ・フランス中銀総裁発言

23:00 USD 米住宅販売保留

 

 

3月28日(金曜日)

 

01:15 EUR ウンシュ・ベルギー中銀総裁発言

01:45 EUR エスクリバ・スペイン中銀総裁発言

02:00 USD 米7年債入札

03:30 EUR シュナーベルECB専務理事発言

04:00 MXN メキシコ金融政策決定会合・政策金利発表

05:30 USD バーキン・リッチモンド連銀総裁、コリンズ・ボストン連銀総裁発言

08:30 JPY 東京都区部CPI(消費者物価指数)

08:50 JPY 日銀金融政策決定会合における主な意見(3月19日分)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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