2025年1月14日
米PPI(生産者物価指数)に注目! 「1月14日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は特にイベントもなく様子見ムードの強い1日となりました。
前週末の米雇用統計を受けて米利下げ
本日は米国の物価指標であるPPI(生産者物価指数)が予定されています。
指標以外ではリスク要因に注意しておきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)経済指標
米PPI(生産者物価指数)
PPI(生産者物価指数)はCPI(消費者物価指数)の先行指標として注目されている指標です。
PPI(生産者物価指数)は商品になる前段階の材料や部品の仕入れ価格を指数化したもので、仕入れ価格が高騰すると商品価格に転嫁され物価上昇に繋がります。
米国はインフレ高止まりが懸念されており、PPI(生産者物価指数)が高止まりもしくは再度上昇し始めないか注目されています。
PPI(生産者物価指数)の高止まりなどが確認されればインフレ高止まり懸念に繋がり、利下げ停止が懸念され金利上昇・ドル買いが進むのではないかと思います。
2)リスク要因
トランプリスク
来週20日に大統領就任が決まっているトランプ次期大統領の発言に注目が集まっています。
特に関税に関する発言に注目が集まっています。
先週6日に米ワシントン・
今週もトランプ次期大統領の発言で株価や金利に影響が出る可能性があるので注意しておきたいと思います。
円安・介入警戒
ドル円は一時158円付近まで進み、財務官や財務相から円安けん制発言が出てきています。
158円を超えて160円が近付くと口先介入や実弾介入が警戒されます。
口先介入のレベル感に注目しておきたいと思います。
ポンド下落
英国ではスターマー英首相率いる労働
リーブス財務相は財政規律の順守を訴えたが、借入コストの上昇は
今週は英国経済指標が多数予定されており、結果次第ではさらに金利が上昇する可能性があります。
要人発言と併せて英金利が上昇、ポンド下落、英国金融危機に繋がらないか注意しておきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
1月14日(火曜日)
08:30 AUD 豪Westpac消費者信頼感指数
10:30 JPY 氷見野日銀副総裁発言
10:35 EUR レーン・フィンランド中銀総裁発言
16:35 EUR レーンECB専務理事兼主席エコノミスト発言
17:00 EUR ホルツマン・オーストリア中銀総裁発言
17:30 GBP ブリーデンBOE副総裁発言
22:30 USD 米PPI(生産者物価指数)
1月15日(水曜日)
00:00 USD シュミッド・カンザスシティ連銀総裁発言
05:05 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言