2019年6月18日
英国保守党党首選「第2回議員投票開始」誰が残るのか!? ~6月18日の注目点とイベントスケジュール~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は、FOMCや日銀などを控えて、小動きとなりました。 合意なき離脱の懸念があるポンドは売られました。
また、香港のデモなど中国不安が背景なのか、ビットコインは100万円の大台を回復しています。
目次
◎本日の注目点
1)英国保守党党首選
本日は2回目の議員投票が行われます。 10人いた候補者も、1回目の議員投票を終えて6人になっています。
本日の2回目議員投票では、33人の獲得票が次に進む条件です。 本日の議員投票で何人が残るのか!? それとも、2人になり決選投票へ進むのか!? 注目です。
細かいスケジュール・条件・候補者に関することなどをまとめています。 随時更新しています。 参照ください↓↓↓
2)豪ドル
本日10:30に発表される金融政策決定会合議事要旨(RBA理事会議事要旨)で、追加の利下げについて言及があるか注目です。 マーケットは、後2回の利下げがあるのではないかと、織り込み始めています。 次の利下げを拒否するような内容でない限り、現在の追加利下げ織り込みは変わらないと思います。 議事要旨の内容に注目です。
また、中国と米国の関係も改善の兆しが見えてきません。 昨日も、米国は中国に対し「トランプ米大統領は、G20サミットで米中首脳会談が実現すれ
3)地政学リスク
中東リスクが高まってきています。 ホルムズ海峡でタンカーが攻撃されたことをイランの責任とする米国は、証拠写真を出してきました。(イランの責任と判断できるかは不明) また、追加で1000人を配備しています。 米国は確実に軍事衝突が起きたときの準備に入っています。 また、イランの責任とする米国に対し、英国・サウジ・イスラエルなどが同調しています。
これに対し、イランは「2015年の核合意で定められた低濃縮ウランの国内貯蔵があと10日で制限量を超過する見通しと宣言」と反発を強めてきています。 一触即発が懸念され、軍事衝突の可能性が高まってきています。 要注意です。
また、中東以外にも対中国・対北朝鮮・対メキシコなど火種はたくさんあります。 要注意です。
◎本日のイベントスケジュール
6月18日(火曜日)
英国保守党党首選「第2回議員投票」日本時間23:00~翌1:00投票、2:00結果発表予定
06:00 NZD Westpac消費者信頼感指数
10:30 AUD 住宅価格指数
10:30 AUD 金融政策決定会合議事要旨(RBA理事会議事要旨)
17:00 EUR ドラギECB総裁発言
18:00 EUR ドイツZEW景況感指数
18:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)・ZEW景況感指数
21:30 USD 建設許可件数
23:00 GBP カーニーBOE総裁発言
6月19日(水曜日)
英国保守党党首選「候補者撤退締め切り」日本時間19日早朝4:00締切
英国保守党党首選「候補者討論会予定」ロンドン時間午後(日本時間19:00~22:00ごろ)
英国保守党党首選「第3回議員投票」日本時間23:00~翌1:00投票、2:00結果発表予定
07:45 NZD NZ経常収支
08:50 JPY 貿易収支
09:30 AUD Westpac景気先行指数