昨日からポンドの動きが慌ただしくなってきています。　英国離脱案について、発言・ヘッドラインが出てくるたびにポンドは敏感に反応しています。　メイ首相がストラスブールへ向かったと報じられたり、ユンケル欧州委員長と交渉していることや、交渉後の発言・会見などをから、EU側が譲歩したのではないかと感じられると、再度ポンドは急騰しています。

 

 

◎本日の注目点

 

 

１）英国議会採決

 

本日の英国議会で、離脱案の採決が行われます。　昨日からメイ首相はストラスブールに向かい、ユンケル欧州委員長と会談しています。　今回、議会で採決されるものは、EU側もだいぶ譲歩したものとなっているとのうわさもあります。　今回の採決で否決されると、EU側が2度と歩み寄ることはないともいわれています。

 

英国離脱案採決について、発言やヘッドラインが出てくるたびにポンドは大きく上下します。　どちらかと言えば、合意なき離脱はないのではという観測が強いようで、ポンド買いが進んでいます。　結果とポンドの動きに注目したいと思います。　また、資金管理も注意したいと思います。

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

3月12日(火曜日)

 

EU財務相理事会

英国議会離脱修正案

 

08:00　USD　パウエルFRB議長発言

09:30　AUD　住宅ローン・NAB企業信頼感指数

15:30　AUD　デベルRBA総裁補佐発言

17:30　SEK　スウェーデンCPI(消費者物価指数)

18:30　GBP　英GDP・貿易収支・MPC議事録

19:45　EUR　ラウテンシュレーガーECB専務理事発言

21:30　USD　CPI(消費者物価指数)

21:45　USD　ブレイナードFRB理事発言

 

3月13日(水曜日)

 

02:00　USD　10年債入札

04:00(仮)　GBP　英国議会EU離脱案採決

08:30　AUD　Westpac消費者信頼感指数