2020年9月14日
英議会で「国内市場法案」の審議スタート 「9月14日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
本日は目立った経済指標はなく、政治に注目が集まりそうです。
日本では総裁選があり新首相が決定します。
英国では、注目を集めている「国内市場法案」が審議されます。
総裁選はマーケットの影響はないと思われますが、英国議会はポンドに大きく影響するのではないかと思われます。
本日は英国議会のヘッドラインによって動く展開になりそうです。
目次
◎本日の注目点
1)英国議会
本日、英国議会では「国内市場法案」が審議される予定となっており、「国内市場法案」は国際法違反の可能性があるとEUから批判されています。
EUは法案内容を修正しない場合は9月30日で離脱交渉を打ち切ると言っており、合意のないまま英国が離脱する可能性が高くなってしまいます。
また、米国も批判的な立場で、米英FTA交渉にも影響が出てきそうです。
貿易額の大きな米国やEUと貿易交渉で合意出来ないまま離脱となると英国にとっては大きな痛手となることから、ポンドは大きく下落するのではないかと予想されています。
英国議会で「国内市場法案」が審議されることから、ヘッドラインに要注目です。
2)ソフトバンク
ソフトバンクグループは、英アーム社の売却が決定。
売却額は400億ドルとの事で、売却先は米エヌビディアとの事です。
エヌビディアはソフトバンクグループに対して、約半額は株式で支払うとの事ですが、残りの支払いを円で支払われるのかが気になります。
実際に支払われるかはわかりませんが、円転の思惑から円買いが進まないか注目です。
◎本日のイベントスケジュール
9月14日(月曜日)
ユーロ圏財務相会合
英下院議会「国内市場法案」審議
自民党総裁選(14:00~)
18:00 EUR ユーロ圏鉱工業生産