2023年4月18日
英雇用や加CPI(消費者物価指数)に注目! 「4月18日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は先週末の強いミシガン大学消費者信頼感指数や上方修正された期待インフレ率からドル買いが進み、昨日発表されたニューヨーク連銀製造業景況指数が市場予想を上回ったことでドル買いが加速。
ドル円は24時前に一時1
本日は英国の雇用統計や、カナダのCPI(消費者物価指数)が発表されるので注意しておきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)経済指標
英雇用統計
英国インフレの要因として賃金インフレがあります。
英国の労働市場が逼迫している状況が続いているのか、それとも緩和してきているのか、失業率に注目です。
特に注目しておきたいのは、賃金インフレが低下してきているのかで、平均賃金が前回値よりも低下してきているのか、市場予想を下回るのかです。
平均賃金が低下していれば賃金インフレは後退し、英国のインフレ低下に繋がるのではないかと受け止められます。
カナダCPI(消費者物価指数)
カナダ中銀は利上げを停止していますが、マックレムBOC総裁はデータ次第で利上げの再開を示唆しています。
CPI(消費者物価指数)が市場予想を上回るような結果が出てくると追加利上げの期待感が高まり、逆に市場予想を下回るようであれば年内利下げの期待感が高まるのではないかと思います。
利下げの期待感が高まれば大きくカナダドル売りが進むのではないかと注目しています。
2)金融政策
RBA理事会議事要旨
据え置きを発表した4月RBA理事会の議事要旨では、利上げについて議論がなかったのか、今後の景気見通しについてどのように協議されたのか注目です。
ハト派な内容であれば、年内利下げの可能性が高まるのではないかと思います。
豪ドル売りが加速する可能性があるので、議事要旨の内容に注目したいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
4月18日(火曜日)
10:30 AUD RBA理事会議事要旨
11:00 CNY 中国GDP
15:00 GBP 英雇用統計・失業率・平均賃金
18:00 EUR ドイツ・ユーロ圏ZEW景況感指数
21:30 USD 米建築許可件数
21:30 CAD カナダCPI(消費者物価指数)