2020年10月16日
英離脱協議は決裂か!? 「10月16日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日のEUサミットで離脱協議に一旦の決着がつくかと思っていましたが、結論は本日に先延ばしとなりました。
一応、本日の欧州時間には決着がつくと思うのですが、先延ばしになったり、発表が遅れたりすると週末に入ってしまい、週明け窓開けの可能性が出てきます。
また、米国の景気対策案についても泥沼化して、合意が見通せない状況です。
ただ、週末にいきなり合意ということも考えられます。
週明けの窓開けを注意して、週末のポジション調整をしっかりとしたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)離脱協議
昨日、英国が定めた離脱協議期限でしたが合意は出来ず、EU側は英国に妥協を求めたうえで協議の継続を表明しました。
これに対し英国側は、英国だけに妥協を求めたことに対し懸念を示したうえで、今後の対応は本日発表するとしています。
本日予想される英国の対応は、
・妥協するつもりはなく協議を打ち切り合意なき離脱
・協議継続を発表
・協議継続を発表するも妥協するつもりはなく合意なきの可能性を示唆
以上3点ではないかと思われます。
昨日も欧州時間に入るころから観測報道が出てきていたので、本日も15時過ぎから動く可能性があるので注意しておきたいと思います。
2)ニュージーランド総選挙
土曜日にニュージーランド総選挙が予定されています。
ニュージーランドは1院生なので、総選挙で過半数をとった政党が政権となるので要注目です。
前回の総選挙では過半数政党が出てこず、連立政権樹立で混乱しました。
今回の総選挙でも同様に過半数を獲得できずに連立政権となるのか、また混乱するのかなど注目したと思います。
選挙がマーケットクローズ後なので、週明けのNZDは窓を開ける可能性があるのでポジション調整は気を付けたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
10月16日(金曜日)
EUサミット
IMF(国際通貨基金)・世界銀行年次総会(テレビ会議18日まで)
17:00 EUR イタリアHICP(消費者物価指数)
18:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)
21:30 USD 米小売売上高
22:35 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言
22:45 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言
23:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数
10月17日(土曜日)
IMF(国際通貨基金)・世界銀行年次総会(テレビ会議18日まで)
ニュージーランド総選挙
02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント
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