2019年8月16日
薄商い継続、フラクラ、ファットフィンガーに注意! ~8月16日の注目点とイベントスケジュール~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は、欧州市場が始まる頃にクロス円は急騰! 理由は探しても出てきませんでした。 ファットフィンガー(太い指が隣のキーまで押してしまい、誤発注)したのではないかと…
薄商いで、急変が多くなっています。
また、ECBの利下げについてレーン・フィンランド中銀総裁が発言したことで、ユーロは下落しています。
多くの通貨が売られることで、ドル高が続いています。 米10年債が1.5%を割り込む中、ドル高が続くという違和感も出てきています。
ドル高についていくのか!? 米10年債についていくのか!? トランプのドル高批判が出ないか!? ジブリナイトの金曜日、本日は荒れそうな気がします。
目次
◎本日の注目点
1)薄商い
昨日、一昨日とクロス円は、薄商いの所にストップロスを巻き込みながら急変動しています。
本日も、薄商いが続くと思われます。 特に市場の変わり目、東京市場と欧州市場の切り替わりの時間や、ロンドン市場クローズ、NY市場クローズなどには要注意です。
また、このようなときは約定もしにくいので、ストップもズレる可能性があるので併せて要注意です。
2)米中関係
米国は香港のデモも含め、挑戦的な発言が続いています。 中国も引く気は無いようです。
どこかで、再度リスクオフになるようなことが起こりそうな気もします。 10:15の人民元基準値や要人発言には要注意です。 また、本日は週末なので、週明け窓開けの可能性も考えてポジション調整はしっかりとしておきたいと思います。
3)欧州
ドイツ経済の後退がユーロの重しとなっています。 また、フランスはマクロン大統領の支持率低下。 イタリアは連立政権解消、解散総選挙、内閣不信任案など政権不安が懸念されています。
ただ、ユーロで気になるのは、スイスです。 ユーロ/フランが2017年の安値に近づいています。 フラン高を嫌うスイスは、介入をしているとの情報があります。 フラン売りで介入をするならば、ユーロ買いをすると思われ、ユーロ下落の下支えになるのではないかと気になっています。
◎本日のイベントスケジュール
8月16日(金曜日)
03:00 MXN メキシコ政策金利発表
07:30 NZD 製造業PMI
21:30 USD 建築許可件数
23:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数
8月17日(土曜日)
02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント