東京市場は連休明けで、連休中のイベントやニュースをどのように消化するのか注目されます。

特にFinCEN文書の流出で、ゆうちょ銀がニュースに出ていたことから、日本の銀行株にも影響が出てくるのではないかと思われます。

また、連休明けで実需の動きも大きくなりそうです。

 

昨日の欧米市場は株価は反発上昇しています。

前日のFinCEN文書の流出で傾いたリスクオフは後退しているようで、このままリスクオフが後退するのか注目しています。

 

◎本日の注目点

 

１）製造業・サービス業・総合PMI

 

本日、フランス・ドイツ・ユーロ圏・英国・米国で製造業・サービス業・総合PMIの速報値が発表されます。

コロナから景気回復の途中にある状況で、この先の景気見通しが注目されて、景気見通しを数値化したPMIは注目が集まっています。

 

なかでも注目しているのがフランス・ドイツ・ユーロ圏のPMIに注目しています。

現在ユーロは買い圧力と売り圧力が拮抗しており、ユーロドルは横ばいが続いています。

本日のPMIの結果が起点となって売り買いのバランスが崩れ、どちらかの方向にトレンドが出てこないか注目しています。

 

 

 

２）要人発言

 

本日はパウエルFRB議長とムニューシン財務長官の議会証言をはじめ、地区連銀総裁の発言が多数予定されています。

また、欧州の各国中銀総裁の発言も多数予定されています。

FRB・ECBの今後の金融政策について発言が出てこないか注目されています。

 

 

 

３）RBNZ理事会

 

本日のRBNZは据え置きが予想されており注目は声明文に集まっています。

今後、マイナス金利の導入があるのか!?

追加緩和の可能性は!?

政策判断の基準は何なのか!?

などに注目が集まっています。

 

 

 

４）離脱協議

 

本日、英国と欧州の間で離脱協議が行われる予定です。

国内市場法案が進んでいく中で、離脱協議は難航している模様。

昨日もアイルランド外相は漁業権について触れており、合意にはまだまだ遠いように感じています。

残りの期日も少ないことから、急展開が起こる可能性もあり、発言やヘッドラインには要注目です。

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

9月23日(水曜日)

 

11:00　NZD　RBNZ理事会・政策金利・声明文発表

15:00　EUR　ドイツGfk消費者信頼感指数

16:00　EUR　スペインGDP(4~6月期)

16:15　EUR　フランス製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

16:30　EUR　ドイツ製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

17:00　EUR　ユーロ圏製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

17:30　GBP　英製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

19:00　EUR　デコス・スペイン中銀総裁発言

22:00　USD　メスター・クリーブランド連銀総裁発言

22:45　USD　米製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

23:00　USD　パウエルFRB議長発言(下院特別小委員会で新型コロナウイルスについて証言)

23:30　USD　原油在庫量

 

 

9月24日(木曜日)

 

00:00　USD　エバンス・シカゴ連銀総裁発言

01:00　USD　ローゼングレン・ボストン連銀

02:00　USD　カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、ボスティック・アトランタ連銀総裁発言

03:00　USD　クウォールズFRB副議長発言

04:00　USD　デイリー・サンフランシスコ連銀総裁発言

07:45　NZD　NZ貿易収支

08:50　JPY　日銀金融政策決定会合議事要旨(7月15日分)

 

 

 

 

 

 

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