2022年2月24日
要人発言、ヘッドラインに注目! 「2月24日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日はウクライナ情勢に関する発言やヘッドラインが多数出てきましたが、これといった決定的なものは見当たりませんでした。
リスクオフが意識される場面もありましたが、大きくリスクオフが進むほどではありません。
本日もウクライナ情勢に関する発言やヘッドラインが多数出てくるのではないかと注目しており、ウクライナ情勢がマーケットの中心となるのではないかと考えています。
目次
◎本日の注目点
1)要人発言
本日も多数の要人発言が予定されていて、なかでも注目しているのがECBメンバーと英中銀MPCメンバーの発言です。
ECBは本日非公式会合を開催。
先日、ラガルドECB総裁が非公式会合についてわざわざツイートするなど、何か政策変更があるのではないかと注目を集めています。
予定されているメンバーだけでなく、非公式会合後に予定されていないメンバーから発言が出てくることがあるかもしれません。
引き締めを加速するような発言が出てくるようであればユーロ買いに繋がる可能性があるので要注目です。
英中銀MPCメンバーは次回利上げについてやQT(資産縮小)について発言が出てこないかに注目しています。
2月の政策発表で9名中5名が0.25%利上げを支持、4名が0.5%利上げを支持しました。
本日発言が予定されている3名は0.25%利上げを支持していたメンバーです。
次回利上げに否定的な発言が出てくるようであればポンド売り、逆に0.5%利上げやQT(資産縮小)について前向きな発言が出てくるようであればポンドの下支えになるのではないかと注目しています。
2)ウクライナ情勢
ウクライナ情勢は膠着状態に入っています。
ロシアが親ロシア派地域を独立国家として承認し、平和維持活動を名目として派兵して侵攻したことで制裁を受けています。
ただ、決定的な制裁は発表されていません。
このままの状況が続くようであればマーケットは地政学リスクを織り込み、リスクオフは徐々に後退していくと思います。
ただ、ロシアがさらに進行するような動きを見せたり、ウクライナがウクライナ東部の親ロシア派地域へ進軍するような事があれば、再度大きくリスクオフに傾くのではないかと注目しています。
また、決定的な制裁が課されないのは、制裁が欧米諸国にも影響するからですが、その上で決定的な制裁が発表された場合も大きくリスクオフが進むのではないかと注目しています。
新たな発表があるのか?
それとも、新たなものは出てこないで、徐々に後退していくのか?
ウクライナ情勢に関するヘッドラインに注目です。
◎本日のイベントスケジュール
2月24日(木曜日)
ECB非公式会合
緊急EUサミット
G7首脳会談
18:30 GBP ベイリーBOE総裁発言
22:30 USD 米10∼12月期GDP(改定値)・失業保険申請件数
23:00 USD バーキン・リッチモンド連銀総裁発言
2月25日(金曜日)
00:00 USD 米新築住宅販売戸数
00:30 USD 原油在庫量
01:00 GBP ブロードベントBOE副総裁発言
01:00 EUR シュナーベルECB専務理事発言
01:10 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言
02:00 USD メスター・クリーブランド連銀総裁発言(22年投票権)
03:00 USD 米7年債入札
03:00 GBP ピルBOE主席エコノミスト発言
04:45 NZD オアRBNZ総裁発言
06:45 NZD NZ四半期小売売上高
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