2021年1月13日
要人発言と米金利の推移に注目! 「1月13日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日はハト派・マイナス金利肯定派だと思っていたベイリーBOE総裁がマイナス金利に対して否定的な発言をしたことで、マイナス金利を織込むようにポンド売りが進んでいた巻き戻しのポンド買いが出てきました。
また、上昇を続けていた米金利は10年債入札で低下、米金利の低下に合わせてドル安も進む展開となりました。
株価は米企業の決算を控えて方向感の出にくい状況でした。
また、米議会ではトランプ大統領の罷免について議論されていて、トランプ大統領が次にどのような行動を起こすのか気になるところです。
目次
◎本日の注目点
1)米金利
本日、米金利が動きそうなタイミングはCPI(消費者物価指数)の発表、30年債の入札、要人発言の3点です。
昨日、米金利の上昇が一服して低下するとドル安が進んだことを見ると、米金利と米ドルの相関性が高くなっているように思えます。
米金利の動きに注目しておきたいと思います。
2)要人発言
本日、要人発言が多数予定されていて注目が集まっています。
なかでもFRB要人であるクラリダFRB副議長とブレイナードFRB理事、またECB総裁であるラガルドECB総裁の発言が重要です。
クラリダFRB副議長とブレイナードFRB理事の発言では、テーパリングや金利上昇についてどのような発言が出てくるのか注目です。
テーパリングが早まるような発言が出てくると金利は上昇し、ドル買いに繋がるのではないかと思います。
また、金利の上昇を容認するような発言が出てきても同様です。
ラガルドECB総裁の発言ではパンデミック緊急購入プログラムやコロナ基金について、欧州の経済見通しについてなどに注目です。
◎本日のイベントスケジュール
1月13日(水曜日)
17:30 EUR ビルロワ・フランス中銀総裁発言
18:00 EUR ラガルドECB総裁発言
22:30 USD 米CPI(消費者物価指数)
23:30 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言
1月14日(木曜日)
00:30 USD 原油在庫量
03:00 USD 米30年債入札
03:00 USD ブレイナードFRB理事発言
04:00 USD ベージュブック(地区連銀経済報告書)
04:00 USD ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁発言
05:00 USD クラリダFRB副議長発言
06:45 NZD NZ建築許可件数
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