2020年6月29日
要人発言にFTA交渉、ポンドの動きに注目! 「6月29日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
中国では全人代で香港国家安全法が可決されないか注目が集まっています。
予想では明日30日に可決、香港の返還記念日の7月1日から施工されるのではないか言われています。
これに合わせて、米下院では香港自治法案が可決するのではないか、大統領が法案に署名するのではないか、米中の分断が加速するのではないかとみられています。
目次
◎本日の注目点
1)コロナ感染者数
米国ではコロナ感染者数の増加から、経済の再開に影響しそうです。
米南部・西部の一部の州ではバーなどの営業を規制するなど、経済活動再開の後退が懸念されます。
コロナ第2波となるのか、コロナの感染者数に注目です。
2)要人発言
本日、要人発言が多数予定されていますが、中でもBOE要人の発言に注目です。
先日ベイリーBOE総裁は、利上げをするよりも先にバランスシートの縮小が先と発言していることから、バランスシートについての発言に注目が集まります。
また、総裁以外の理事がどのように考えているのかにも注目が集まります。
3)英国FTA交渉
本日よりEUとのFTA交渉(貿易通商交渉)が集中的に行われるようです。
本日1日でどこまで進むかわかりませんが、何かしらの進展が見えてくるようなヘッドラインが出てくるとポンドにとってポジティブ。
ポンド上昇につながると思われ注目しています。
また、米国・豪州・ニュージーランド・日本などとの交渉についても、どこまで交渉が進んでいるのかにも注目です。
4)独仏首脳会談
メルケル首相とマクロン大統領の会談が予定されていて、コロナ復興基金の成立に向けた話が出てくるのではないかと期待されています。
先日、本日の会談では復興基金について議題にあげないとの一部報道もあったので、無風でスルーされる可能性もあります。
◎本日のイベントスケジュール
6月29日(月曜日)
16:00 EUR スペインHICP(消費者物価指数)
18:00 EUR ユーロ圏消費者信頼感指数(確定値)
18:30 GBP ベイリーBOE総裁発言
21:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)
21:30 CAD カナダ建築許可件数
21:30 GBP ブリハBOE外部理事発言
23:00 USD 米中古住宅販売保留
6月30日(火曜日)
00:00 USD デイリー・サンフランシスコ連銀総裁発言
04:00 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言
04:00 ゲオルギエバ国際通貨基金(IMF)専務理事発言
08:30 JPY 失業率
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