2020年4月16日
豪雇用・新規失業保険申請件数・G7首脳会談に注目! 「4月16日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は、月曜や火曜と正反対に、ドル買い円買い、オセアニア通貨売りとリスクオフの流れとなっています。
リスクオフが進んだので原油価格の上値が重くなったのか、原油価格の上値が重く下落したことでリスクオフが進んだのかわかりませんが、WTI原油価格は一時19ドル前半まで下落しました。
VIX指数はせっかく節目「40」を割り込んでいたのに、再度上昇しています。
リスクオフの後退局面で、一旦調整が入ったのか、それとも再度リスクオフの流れに転換したのか、本日の動きに注目が集まります。
目次
◎本日の注目点
1)雇用
豪雇用統計
3月の豪州雇用統計が発表され、コロナの影響でどこまで悪化しているかに注目です。
特に注目は失業率で、コロナの影響が出る前にRBAが政策判断にしていました。
失業率5%台前半もしくは5%割れが目標、5%後半にはしたくないと思われ、5%後半になると追加緩和など対策が出てくるのではないかと思われます。
今回の失業率予想は5.5%と微妙なライン、予想よりも悪化すると豪ドル売りが進む可能性が高いので要注目です。
米新規失業保険申請件数
桁違いの数字が毎週発表される失業保険申請件数ですが、今週も600万件が予想されています。
多いところでは、800万件との予想もあります。
3週間で約1600万件の失業保険申請件数となっており、今週も予想通りなら2000万件以上の失業保険申請件数となります。
予想を上回るのか、下回るのか、結果に注目です。
2)要人発言
本日要人発言が多数予定されています。
BOE・FRBともに金融政策の幅は少ないと思われ、要人発言によるマーケットへの反応は限定的だと思います。
それでも、何があるのかわからないので、注意しておきたいと思います。
予定されている要人発言以外にも、日々コロナ関連の発言があるので、こちらも要注目です。
3)G7首脳会議・IMF世界銀行会合
先日、トランプ大統領はWHOへの拠出金を停止と発言。
WHOに対してというより、WHOを通して中国に対する発言だと思われます。
本日もG7で首脳が集まり、どのような発言が出てくるのか注目です。
また、コロナの影響で新興国が危機に陥るのではないかと注目されています。
IMFが新興国に対して、救済出来るのか、対応策を打つことが出来るのか注目です。
◎本日のイベントスケジュール
4月16日(木曜日)
主要7カ国(G7)首脳テレビ会議
国際通貨基金(IMF)・世界銀行春季会合(テレビ会議、17
10:30 AUD 豪雇用者数増減・失業率
15:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)
17:00 EUR ドイツIFO景況指数
21:30 USD 新規失業保険申請件数・建築許可件数・フィラデルフィア連銀製造業景況指数
22:30 GBP テンレイロBOE外部理事発言
4月17日(金曜日)
00:00 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言(2021年投票権)
03:00 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言
03:00 USD バーキン・リッチモンド連銀総裁発言(2021年投票権)
04:00 USD デイリー・サンフランシスコ連銀総裁発言(2021年投票権)
04:00 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言(2022年投票権)
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