連休明けのNY市場に注目! 「1月16日の注目点とイベントスケジュール」

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2024年1月16日

連休明けのNY市場に注目! 「1月16日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日は東京市場で日経平均株価は約33年11か月ぶりの高値を付け、一時3万6000円台を記録しました。

 

NY市場はキング牧師誕生日で休場、閑散相場となりました。

 

本日は英・カナダ指標と連休明けのNY市場の反応に注目したいと思います。

目次

◎本日の注目点

 

1)経済指標

 

英雇用統計

英国の物価高の要因の一つに人件費の高騰があります。

人件費確認のため平均賃金が落ち着いてきているのか、雇用者数や失業率から雇用市場が緩和してきているのか確認したいと思います。

市場予想を下回るようであれば利下げ期待に繋がりポンド売りが進むのではないかと注目しています。

 

 

 

カナダCPI(消費者物価指数)

カナダの物価が低下してきているのかCPI(消費者物価指数)の結果に注目です。

CPI(消費者物価指数)の結果が市場予想を下回り、物価が安定してきているようであれば利下げ期待からカナダドルが売られると注目しています。

 

 

 

2)要人発言

 

米FRB

FRBは昨年12月末の時点で24年の利下げ回数が5~6回を織り込まれています。

12月FOMCのドットチャートでは、24年の利下げ予想が3回だったことを考えると、織り込みが過ぎているように思います。

年あけて雇用統計やCPI(消費者物価指数)の結果を受けて3月FOMCでの利下げ確率が7割程度となっています。

今週は重要指標が少ないので利下げに前向きな発言が出てくるのかに注目し、利下げ確率に変化が出てくるのか注目です。

 

 

 

欧州ECB

ECBはFRBよりも先に利下げに踏み切るのではないかと注目されています。

ECBが早期利下げ期待が高まればユーロ売りドル買いが進み、他通貨に対してもドル買いが進むのではないかと注目しています。

今週はECB理事会メンバーの要人発言が多数予定されており、特にラガルドECB総裁の発言に注目しておきたいと思います。

 

 

 

英中銀

英国は高い物価と景気悪化でスタグフレーションが懸念されています。

英中銀MPCメンバーは高い金利を維持するためタカ派発言を続けています。

タカ派からハト派の内容に発言内容が変わってくると一気に利下げを織り込み、ポンド売りが進むのではないかと思います。

また、今週は英国の重要指標が多数予定されているので、英指標の結果を受けて発言に変化が出てこないかにも注目しておきたいと思います。

 

 

 

日銀

日銀は昨年12月にマイナス金利解除の期待が高まり円買いが進みました。

ただ、正月の能登地震の影響で日銀がマイナス金利の解除を先延ばしするのではないかとの観測から円売りが進んでいます。

一部報道では日銀が物価見通しを下方修正するのではないかと報じられたことで円安が進む場面がありました。

今週は日本のCPI(消費者物価指数)が予定されているので、CPI(消費者物価指数)の結果や物価見通しに関する発言に注目しておきたいと思います。

3月や4月の日銀金融政策決定会合でマイナス金利解除に踏み切るのか、それとも先延ばしするのか、マイナス金利解除に関する発言にも注目です。

 

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

1月16日(火曜日)

 

世界経済フォーラム(ダボス会議)

 

16:00 GBP 英雇用統計・失業率・平均賃金

16:15 EUR ビルロワ・フランス中銀総裁発言

19:00 EUR ドイツ・ユーロ圏ZEW景況感指数

22:30 USD ニューヨーク連銀製造業景況指数

22:30 CAD カナダCPI(消費者物価指数)

 

 

1月17日(水曜日)

 

00:00 GBP ベイリーBOE総裁発言

01:00 USD ウォラーFRB理事発言

11:00 CNY 中国GDP

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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