2020年6月26日
週末リスクに要注意! 「6月26日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日米国では金融取引の規制であるボルカー・ルールが緩和されました。
2008年の金融危機を繰り返さないためにオバマ大統領の呼びかけで出来たルールだったのですが、これを緩和したことで金融機関は金融商品の取引が行いやすくなり活発になると思われます。
ボルカー・ルールの緩和は、コロナによる大規模量的緩和との相乗効果でバブルを引き起こすリスクが高まります。
今回の緩和が終わりの始まり、バブル崩壊のキッカケにならないか気になります。
目次
◎本日の注目点
1)週末リスク
本日は重要な指標も少なく、週末を控えていることから様子見が強くなるのではないかと思います。
ただ、リスク要因などのヘッドラインが出てきた場合は、方向感がないだけにヘッドラインの方向に大きく動く可能性があるので、リスク要因には気を付けておきたいと思います。
リスク要因
・北朝鮮リスク
・米中関係
・香港問題
・中豪関係
・中印関係
・米欧関係
・コロナ感染拡大リスク
2)為替報告書
本来は4月と10月に発表される為替報告書ですが、今年の4月に公表される予定の報告書がまだ公表されていません。
昨年10月に公表される予定だったものが今年の1月に公表されたことと、コロナの混乱を考慮すると、そろそろ発表されてもおかしくないのではないかと思います。
1月発表分では唯一の為替操作国だった中国が操作国から外されました。
今回はどこが操作国に認定されるのか、いつ発表されるのか注目です。
◎本日のイベントスケジュール
6月26日(金曜日)
15:45 EUR フランス消費者信頼感指数
21:30 USD PCEデフレーター
23:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数
6月27日(土曜日)
02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント
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