2019年12月20日
週末五十日に警戒! 「12月20日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日の英中銀は予想通り、政策金利・QE額ともに据え置き、利下げ票は前回と同じ2票となりました。
利下げ票がもう1票、計3票入るのではないかという予想もあったので、発表後はポンドの買い戻しが入りましたが、その後は下落に転じました。
ポンドは下落を続けポンドドル1.3000の節目まで来ています。
ドル円は狭いレンジで推移していましたが弱い経済指標を受けて下落、ただ109.20円を抜けることが出来ずに再度狭いレンジに戻っています。
目次
◎本日の注目点
1)経済指標
英国・米国でGDPが発表されます。
ポンドは下落基調が続いて、弱い結果が出てくると下落が加速するのではないかと思います。
英中銀は昨日の理事会でGDP見通しを下方修正させています。
その上で9名中2名が利下げ票を投じているので、今後の利下げを見通すためにも本日のGDPは注目です。
米国GDPは確定値なので予想を大きく外すということはないと思いますが、予想から乖離した場合は注意したいと思います。
ドル円は109.70~109.20の狭いレンジで推移しているため、どちらかにブレイクした場合ストップを巻き込み、大きく動く可能性があります。
また、その他PCEデフレーターやユーロ圏消費者信頼感指数などにも注意しておきたいと思います。
取引量が低下してきているので、値動きが大きく、値が飛ぶ可能性があるので要注意です。
2)週末要因
本日、五十日で週末、年末も近いことから、仲値やFIX付近の値動きには要注意です。
また、ポジション調整の値動きや、年末に向けたポジション解消の動きに注意が必要です。
3)その他リスク要因
・トランプ弾劾下院で可決 弾劾裁判問題
・米中貿易協議第2弾は!?
・香港デモ
・北朝鮮ミサイル問題
・トルコS400ロシア製ミサイル問題
・米国による対欧州関税(報復関税)
・英国の合意なし離脱懸念
◎本日のイベントスケジュール
12月20日(金曜日)
08:50 JPY 日CPI(消費者物価指数)
16:00 EUR Gfkドイツ消費者信頼感指数
18:30 GBP 英GDP
20:00 GBP ハスケルMPC委員発言
22:30 USD 米GDP
22:30 CAD カナダ小売売上高
12月21日(土曜日)
00:00 EUR ユーロ圏消費者信頼感指数
00:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数・PCEデフレーター
03:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント