週末金曜日、リスク要因とポジション調整には注意! 「1月21日の注目点とイベントスケジュール」

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2022年1月21日

週末金曜日、リスク要因とポジション調整には注意! 「1月21日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日は注目されていたトルコ政策金利発表があり、市場予想通り据え置きが発表されました。

一部ではサプライズ利下げがあるのではないかとの期待感もあったことから、発表後はトルコリラが買われました。

ただ、リラ売り圧力が強く、元の水準に戻しています。

 

また、ウクライナ情勢への警戒感が強くユーロは昨日も上値が重い展開が続いています。

本日もウクライナ情勢に対する警戒は続くのではないかと注目しています。

週末でもあるのでポジション調整はしておきたいと思います。

目次

◎本日の注目点

 

1)リスク要因

 

ウクライナ情勢が意識されユーロの頭を重くしています。

ウクライナを巡る問題で欧米とロシアの間の協議は平行線をたどっています。

本日も米ロ外相会談が開催される予定なので、ウクライナを巡る関係が悪化しないか注目です。

 

先日ホワイトハウスは、ロシアの軍部隊が国境を超えてウクライナに入れば「侵攻とみなすことをプーチン大統領に明確にする」と警告し、ロシアが「極めて短い予告」でウクライナを攻撃する恐れがあるとの認識を示しています。

有事に発展した場合は、ユーロだけでなくマーケット全体のリスクオフ要因となるのではないかと注目しています。

 

 

 

2)要人発言

 

昨日ラガルド総裁やECB理事会議事要旨からECBのハト派姿勢が強調されました。

再来週に金融政策発表を控えて、要人発言に注目が集まります。

 

ラガルド総裁は昨日同様、早期の引き締めには懐疑的な発言が予想されます。

ハト派が強調されれば、ウクライナ情勢によるユーロ売りの追い風となるのではないかと考えています。

逆にタカ派な発言が出てくるとサプライズでユーロが買われるのではないかと考えています。

 

マンBOE外部理事については、年内利上げ回数とバランスシートの縮小についての発言に注目が集まっています。

追加利上げやバランスシートの縮小について発言が出てくるとポンド買いが進む可能性があるので注目です。

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

1月21日(金曜日)

 

米露外相会談

世界経済フォーラムオンライン会議(ダボス会議延期に伴う代替イベント)

 

08:30 JPY 日本CPI(消費者物価指数)

08:50 JPY 日銀金融政策決定会合議事要旨(12月17日分)

16:00 GBP 英小売売上高

21:30 EUR ラガルドECB総裁発言

22:00 GBP マンBOE外部理事発言

22:30 CAD カナダ小売売上高

 

 

1月22日(土曜日)

 

00:00 EUR ユーロ圏消費者信頼感指数

03:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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