昨日はRBA理事会議事要旨で利下げにふれたことで、ハト派と受け止められ豪ドルは売られていきました。　その後豪ドルは、全戻しとなったのですが、早朝のNZ消費者物価指数で悪い結果で、NZドルが大きく売られました。

 

株価が堅調なことで、リスクオン相場で米ドル上昇、円・フランは売られている状況が続いています。

 

◎本日の注目点

 

 

１）重要指標ラッシュ・要人発言

 

午前中には、中国GDPが発表。　中国景気は世界的に影響が大きいので注目です。　また、AUDは直接的に影響を受けるので要注意です。

 

また、夕方以降はイタリア・ユーロ圏・英国・カナダで物価指数が発表されます。　物価指数は金融政策に大きく影響を及ぼす指標です。　それだけに、大きく動いたり、トレンドの転換点になったりします。　要注目です。

 

カーニー総裁発言はじめ、要人発言も予定されています。　景気について発言出るか注目です。

 

 

 

２）早めの週末要因

 

本日から、明日にかけて経済指標が多数予定されています。

 

週末は多くの国で休場になります。　米国債券市場では、明日から短縮取引に入ります。　経済指標は発表されるのに流動性は低下していくという状況。　流動性が低い中で、サプライズが起こると通常以上に動く可能性が高いです。

 

リスク管理、ポジション調整には気を付けたいと思います。

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

4月17日(水曜日)

 

11:00　CNY　中国四半期GDP

17:00　EUR　イタリアHICP(消費者物価指数)

17:00　EUR　ユーロ圏経常収支

17:30　GBP　CPI(消費者物価指数)・小売売上高

18:00　EUR　ユーロ圏HICP(消費者物価指数)

21:30　USD　貿易収支

21:30　CAD　カナダCPI(消費者物価指数)・貿易収支

22:00　GBP　カーニーBOE総裁発言

23:30　USD　原油在庫量

 

 

4月18日(木曜日)

 

ロシア疑惑最終報告書公表

米国債券市場短縮取引

 

01:30　USD　ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁発言

01:45　USD　ブラート・セントルイス連銀総裁発言

03:00　USD　ベージュブック(地区連銀経済報告書)

08:00　AUD　製造業・サービス業PMI

10:30　AUD　雇用者数増減・失業率