金融政策発表ラッシュ後の要人発言に注目! 「12月13日の注目点とイベントスケジュール」

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2024年12月13日

金融政策発表ラッシュ後の要人発言に注目! 「12月13日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日はスイス国立銀行が市場予想よりも大幅利下げ、0.5%の利下げを決定したことでスイスフラン売りで反応しました。

ただ、市場が注目していたマイナス金利についてシュレーゲルSNB総裁が定例記者会見で「マイナス金利の可能性は低くなった」と発言すると、スイスフランの売りは一服し下げ止まりました。

 

欧州中央銀行(ECB)はこの日の定例理事会で政策金利を市場予想通り0.25%引き下げることを決定しました。

市場予想通りの結果でしたが、声明で前回までの「必要な限り金利を制限的に維持する」との文言を削除し、インフレ見通しを引き下げたことでユーロ売りで反応しました。

ラガルドECB総裁は理事会後の会見で「基調的なインフレ率は2%へ回帰する軌道にある」「成長見通しのリスクは下サイド」「インフレに関してはまだミッションは達成されていない」と述べた一方で、「ECBはデータに依存し、会合ごとに決定する」と従来の説明を繰り返し、先行きの利下げについては言及しませんでした。

ただ、一部通信社がは欧州中央銀行(ECB)関係者の話として「ECBは今後2会合で0.25%ずつの利下げを実施する見通し」だと報じています。

 

本日は金融政策発表ラッシュを消化しながら、来週の日銀・FOMC・英中銀の金融政策発表を控えて様子見ムードが強い1日になるのではないかと考えています。

目次

◎本日の注目点

 

1)経済指標

 

英GDP

英国の経済状況を確認するためGDPの結果に注目。

GDPの結果が弱ければ利下げ期待に繋がり、ポンド売りに繋がるのではないかと思います。

ウクライナ情勢や政府予算案など英国の経済にネガティブな要因があるため、市場予想を下回る可能性があるので注意しておきたいと思います。

 

 

 

2)要人発言

 

昨日までに欧州・スイス・カナダと金融政策が発表され、今回の金融政策についてと次回金融政策について発言内容に注目です。

カナダは市場予想通りの利下げが発表され、追加利下げがあるのか、利下げの最終地点がどの程度なのか発言内容に注目です。

スイスはまだまだ追加利下げが予想されていますが、市場の注目は再度のマイナス金利です。

マイナス金利の可能性があるのか発言内容に注目です。

欧州は一部報道で今後2会合で0.25%利下げ実施を予想されています。

大幅利下げがあるのか、利下げの最終地点がどの程度なのか、発言内容に注目です。

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

12月13日(金曜日)

 

16:00 GBP 英GDP

16:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)(改定値)

17:00 EUR ビルロワ・フランス中銀総裁発言

18:00 EUR ホルツマン・オーストリア中銀総裁発言

20:00 EUR センテノ・ポルトガル中銀総裁発言

22:30 USD 米輸入物価指数

 

 

12月14日(土曜日)

 

03:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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