2019年11月15日
米中協議・トランプ弾劾・英選挙ヘッドラインに注目! ~11月15日の注目点とイベントスケジュール~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日はパウエルFRB議長の議会証言2日目でしたが無風通過でした。
議会証言よりも、米中協議の遅れがリスクオフに繋がりドル円は下落。
ストップを巻き込みながら一時108.30円割れまで下落しました。
豪雇用統計では弱い結果が出てきたことで豪ドル売りが加速、追加利下げの可能性も出てきました。
本日は週末五十日です。
今週のヤマ場パウエルFRB議長の議会証言も終わったので、仲値や・FIXなどに向けた実需の動きと、米中・英選挙がらみを中心としたヘッドラインに注意しながら方向性を見つけていきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)米中リスク
米中貿易協議の進展が注目です。
米中間の温度差と部分合意で求める内容にズレがあるようで、早期の合意署名が難しいとの一部報道が出てきてマーケットはリスクオフに傾いています。
本日も関連ヘッドラインで動くと思われ、リスクオン・オフに要注意です。
また、米中協議の足かせになりそうなリスクの一つに、香港デモがあります。
デモの激化、米議会での香港人権法可決など、香港関連のヘッドラインに注目です。
あと、本日はトランプ弾劾・ウクライナ問題の公聴会が開かれます。
こちらも注意が必要です。
2)その他リスク要因
・Brexit関連と英国総選挙の支持率
・イタリアやフランスの予算案問題
・米中関係
・香港デモ
・北朝鮮ミサイル問題
・IS(イスラム国)
・米対イラン
・欧州(NATO)対イラン
・トランプ弾劾問題
・トルコと難民問題
◎本日のイベントスケジュール
11月15日(金曜日)
米議会でトランプ大統領弾劾調査の公聴会
11:15 AUD デベルRBA総裁補佐発言
11:15 CAD ポロズBOC総裁発言
16:00 TRY トルコ失業率
17:00 EUR メルシュECB理事発言
19:00 EUR イタリアHICP(消費者物価指数)
19:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)
22:30 USD 米小売売上高
11月16日(土曜日)
02:00 EUR ヴァイトマン・ドイツ連銀総裁発言
03:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント