2021年9月17日
3連休前の週末、リスク管理に注目! 「9月17日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は米小売売上高やフィラデルフィア連銀製造業景況指数が予想を上回る結果となったことで米金利は急騰、米ドルは買われリスクオフで円高が進んでいたドル円も上昇しました。
また、マーケットの注目は中国恒大集団のデフォルト、中国不動産バブルの崩壊に注目が集まっています。
中国株価は下落してリスクオフが続いています。
本日は週末、来週月曜は日本が休日で3連休前となります。
ポジション調整やリスク管理はしっかりとしておきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)中国リスク
中国不動産バブルのリスクが懸念されていて、本日もリスクオフが進むのか注目されています。
昨日は債券取引を停止し、本日再開する予定です。
大きく売り出されないのか、それによって株価が下落、リスクオフが進むのではないかと注目しています。
上海総合指数やハンセン指数など、中国関連の株価などを確認しておきたいと思います。
また、米英豪で安保協定、日米英豪印で中国包囲網ができつつあり、中国は反発しています。
これに対して中国がどのような行動を起こすのかにも注意しています。
どこまで本気なのかわかりませんが、TPPに参加申請を提出とのヘッドラインが出てきています。
中国が話題になっていることから、中国リスクに注意したいと思います。
2)経済指標
ミシガン大学消費者信頼感指数
予想:72.0
来週FOMCを控えて、テーパリング期待が注目されています。
昨日も米小売売上高や、フィラデルフィア連銀製造業景況指数が発表され、ドル円は上昇しました。
流石に来週のFOMCでテーパリングとはならないと思いますが、ヒントが出てくるのではないか?11月のFOMCでテーパリングが始まるのではないかと期待感が高まっています。
本日のミシガン大学消費者信頼感指数が予想を大きく上回る結果となれば、期待は加速し金利上昇、ドル買いが進むのではないかと予想。
逆に予想を下回る結果が出てきた場合、昨日上昇した分を戻す展開を予想しています。
ユーロ圏HICP(消費者物価指数)
予想:前年比3.0%
本日のユーロ圏HICP(消費者物価指数)は改定値なので、予想と結果が乖離しにくいですが、上方修正されればユーロ買いに繋がる可能性があります。
ECBは否定しましたが、引き締めについてフィナンシャルタイムが掲載したことでユーロ買いが進んでいます。
ユーロ圏のHICP(消費者物価指数)が3%より高い数字に上方修正された場合は、物価上昇から引き締め期待に繋がり、ユーロ買いに繋がると予想しています。
◎本日のイベントスケジュール
9月17日(金曜日)
15:00 GBP 英小売売上高
18:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)(改定値)
20:00 EUR マクルーフ・アイルランド中銀総裁発言
23:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数
9月18日(土曜日)
02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント
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