2018年5月29日
5月29日~30日の注目点
記事を書いた人:岡ちゃんマン
05月29日(火曜日)
16:45 EUR ビルロワドガロー仏中銀総裁発言
17:30 EUR ビスコ伊中銀総裁発言
18:30 EUR メルシュECB理事発言
23:00 USD 消費者信頼感
05月30日(水曜日)
00:30 EUR ラウテンシュレーガーECB理事発言
01:00 EUR ビルロワドガロー仏中銀総裁発言
01:00 EUR クーレECB理事発言
06:00 NZD RBNZ金融安定報告書
09:00 JPY 黒田日銀総裁発言
10:10 NZD オアRBNZ総裁発言
10:30 AUD 建設許可件数
先週から昨日にかけて、注目は米金利・米株・米朝首脳会談と米国中心でした。
ただ、以前から燻っていた欧州の火種に火がついたみたいです。
イタリア・スペインで再選挙や不信任案と政治不安が広がっています。
イタリアに至っては、EU離脱の信任選挙になりそうな勢いです!
ユーロは、昨年フランス大統領選挙でマクロン大統領が勝利したことでのEU崩壊リスク後退と、好景気で大きくユーロ買いに傾きましたが、最近の弱い指標結果と政治不安・財政不安が再燃したことでユーロは大きく売られています。
イタリアの政治不安は、イタリア国債利回り上昇につながり、ドイツとの金利差でユーロは売られています。
昨年の上昇分の半値戻しや1.500と節目が近づいてきています。
売られすぎのような気もしますが、行くときは一気に行くので要注意です!
ドル円も米金利の低下から売られています。
一時、節目の2.9%を割り込みました。
ドル円も109円を割り込みましたが、現在抵抗しています。
ここを割り込むか、下抜けるかは、大きなポイントだと思います。
また、昨日は速報でまとめましたが、Bloombergに出ていたので再度追加情報です!
トルコ政策金利
・翌日物借入金利 : 15.0%
・1週間物レポ金利 : 16.5%
・翌日物貸出金利 : 18.0%
・後期流動性貸出金利 : 19.5%
ただ、6月01日から07日にかけて段階的に移行していくとのことです!
昨日まとめた記事は以下です。
昨日からの要人発言
安倍首相
「米朝首脳会談に向けた努力が進んでいることを評価」
「近いうちにトランプ米大統領と電話会談を行いたい」
バルニエ英EU離脱・欧州委員会首席交渉官
「英政府は、
ハーパーRBA理事
「住宅価格の下落は利上げを断念させるものではない」
「賃金の上昇はかなり緩やか」
サルヴィーニ伊「同盟」党首
「五つ星運動との将来の選挙協力は今後判断する」
トルコ中央銀行
「トルコリラ(TRY)の為替の預金利率は16.5%、
アルトマイアー独経済相
「残されている時間で米国との貿易論争の交渉をまとめたい」
「高い関税は避ける必要がある」
スタージョンSNP(スコットランド民族党)党首
「バルニエ英EU離脱・欧州委員会首席交渉官に、
「
易綱中国人民銀行総裁
「金融セクターには、まだ市場開放の余地がある」
カナダ外務省報道官
「フリーランド加外相が北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉協議のため、29-30日にワシントンを訪問する」
ブラード米セントルイス連銀総裁
「米金利はおそらくすでに中立水準であり、
「インフレ期待は依然としてやや低水準」
「日銀とECBが留まっている中、
「原油価格のインフレへの影響は一時的」
「FRBは経済指標が大きく改善しない限り、
追伸
関係者
「金融庁、FX規制の証拠金倍率10倍への引き下げを見送りへ」
~Bloomberg~