7月11日(水曜日)の注目点

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2018年7月11日

7月11日(水曜日)の注目点

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

7/11(水曜日)

NATO首脳会議(ブリュッセル、12日まで)

16:00 CZK チェコCPI(消費者物価指数)
16:00 EUR ドラギECB総裁発言
16:30 EUR プラートECB専務理事発言
21:00 EUR メルシュECB専務理事発言
21:30 USD 生産者物価指数
23:00 CAD カナダ政策金利発表
23:30 USD 原油在庫量

7/12(木曜日)

NATO首脳会議(ブリュッセル、12日まで)

00:15 CAD ポロズBOC記者会見
00:35 GBP カーニーBOE総裁発言
01:30 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言
02:00 USD 10年債入札
05:30 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言

 

昨日はリスク軽減、リスクオンムードに向かって株価は上昇していました。

ドル円も111円ミドルまで上昇しました。

ただ、ニューヨーククローズ直前に米国通商部の

「2000億ドル相当の対中関税リストを公表」「米国は中国と交渉する用意がある」「対中関税リスト、2カ月間の意見公募期間」

との発言。

これに対し、中国商務省当局者は

「米関税は国際秩序やグローバル化を妨害」「米国は貿易面の緊張を高めている」

との発言で、一気にリスクオフに巻き戻り。

 

ドル円は110円台後半、日経平均は200円安でのスタート!

今後、追加の発言や米中貿易戦争のヒートアップが注目されます。

 


ダウ平均 5分足チャート

 

 


日経225 5分足チャート

 

 


USD/JPY5分足チャート

 

 

今日の注目はカナダ政策金利です。

市場予想は0.25%利上げ、1.50%です。

ただ、カナダはサプライズが起きることもあるので注目です。

 

それ以外は、要人発言が多数予定されています。

欧州・英国はリスク要因を多数抱えていることもあり、特に注目です。

カナダは、政策金利発表後の記者会見で、次回政策金利発表のヒントが出ないか注目したいと思います。

 

 

現在のポジションはEUR/TRYのShortとAUD/USDのShortです。

今日のカナダ中銀総裁の記者会見で次回以降の利上げが期待できるようであれば、Sell The Factで売られたところを買うのも面白いかと思っています。

長期保有のことを考えると、CAD/CHFでLongにしようかと思います。

 

 

 

昨日からの要人発言

ゴーブ英環境相
「私は辞任しない」

トゥスク欧州連合(EU)大統領
「トランプ米大統領はだれが重要な仲間でだれが問題なのかを知るべきだ」

トランプ米大統領
「NATO各国は国防費をさらに払うべきであり、米国は少なくすべき、不公平だ」

ビスコ伊中銀総裁
「イタリア新政権は、金融市場の混乱と債務拡大を回避するために、慎重な財政運営が必要」

バルニエ欧州連合(EU)首席交渉官
「合意しなかった場合には相当なコストが発生するだろう」
「単一市場は共通の規則に基づいている」
「我々は商品やサービスを含む単一市場を保護する」
「交渉決裂は全てにとって最悪の結果」

ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表
「2000億ドル相当の対中関税リストを公表」
「米国は中国と交渉する用意がある」
「対中関税リスト、2カ月間の意見公募期間」

中国商務省当局者
「米関税は国際秩序やグローバル化を妨害」
「米国は貿易面の緊張を高めている」

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