8月10日の注目点と見通し!

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2018年8月10日

8月10日の注目点と見通し!

記事を書いた人:岡ちゃんマン

8/10(金曜日)

03:30(未定) 日米通商協議 
07:30 NZD 製造業PMI
08:50 JPY 日GDP
10:30 AUD RBA四半期金融報告
15:00 NOK ノルウェーCPI(消費者物価指数)
16:30 SEK スウェーデンCPI(消費者物価指数)
17:30 GBP 英GDP(前月比)・四半期GDP(速報値)・貿易収支
21:30 USD 米CPI(消費者物価指数)
21:30 CAD 雇用者数増減・失業率
22:00 GBP NIESR 月次GDP予想

8/11(土曜日)

02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント
03:00 USD 月次予算諸表(財政収支)

  は指標トレード予定の経済指標

 

本日は、週末・五十日です。

また、来週から盆休みということもあり仲値・FIX・オープン・クローズ付近での動きには注意したいと思います。

 

本日の注目点

日米通商協議の結果待ちのなか、ドル買い・円買い・フラン買い。

中でもドル買いが若干強い。

米国は年内4回の利上げが、ほぼ織り込まれている状況。

CPI(消費者物価指数)は大きく動く指標ではあるものの、注目度は下がっていると思われます。

ドル円は、111円を挟んだ狭いレンジで動いてますが、通商協議やCPIがブレイクの材料となるか注目です。

 


USD/JPY 時間足チャート

 

 

本日発表の指標の中で注目しているのが、英国GDPです。

今回から発表内容が変更されています。

以前までは、四半期ごとのGDP発表で速報値・改定値・確報値の順で発表されていました。

今回からは、四半期ごとのGDPに加えて毎月発表のGDPも追加発表されます。

毎月発表のGDPは、英国産業の7~8割を占めるサービス業中心に算定されるようです。

どのような反応をするのか注目したいと思います。

ポンドは、約1年ぶりのポンド安水準まで下落しています。

原因は政治不安とBrexit交渉の不透明感ですが、今日のGDP発表が弱い結果となるとポンド下落の後押しとなります。

 


GBP/USD 時間足チャート

 

 

その他大きく動く材料としては、豪四半期金融報告です。

RBAは先日、22会合連続据え置きを発表しました。

次の一手は利上げだとするも、20年ごろまでは金利維持としています。

今日の発表も金融・金利に関するものなので、大きく動く可能性は高いです。

 

 

昨日の振り返り

昨日はRBNZの政策金利発表でしたが、市場予想通り据え置きでした。

内容については、別でまとめているので以下をご覧ください。

RBNZ政策金利を据え置き、NZD大幅下落

 

トルコリラは、売りが止まらず最安値を付けています。

トルコリラ/円は20円を割り込み、19円台に突入。

米ドル/トルコリラは一時”5.500”を付けました。

トルコ代表団は米国との交渉決裂、帰国したようです。

アルバイラク経済相は10日に、新しい経済モデルを発表するとしています。

どのような内容になるか、また実行可能な内容なのか、内容次第でさらにリラ安が進む可能性は高いと思います。

 


USD/TRY 時間足チャート

 

 

今日の戦略と保有ポジション

昨日の原油価格の下落と、サウジアラビアとの関係悪化をマイナス材料と考え、CAD/CHFのLongを決済しています。

今日はカナダ雇用統計が発表されるので、結果を見て再考したいと思います。

現在保有中はEUR/USDのShortはホールド。”1.5000”を割り込んだところをポジション追加を考えています。

ノルウェー・スウェーデンのCPI(消費者物価指数)と英国GDP、カナダ雇用はチャンスがあれば指標トレードをしたいと思っています。

 

 

昨日の要人発言

RBNZ声明
「政策金利は相当な期間緩和的な水準で維持されるだろう」
「政策金利を2019年から2020年にかけて維持すると予想」
「金利の動きは上下両方向になる可能性」
「コスト圧力がより高くなれば、インフレ期待に影響を及ぼしインフレ率がより速く上昇する可能性がある」
「過去1年間で労働市場は厳しさを増しており、雇用は概ね最大持続可能水準にある」「失業率は現在の水準から穏やかに低下すると予想」オアNZ準備銀行(RBNZ)総裁
「RBNZの金利見通しリスクは上下ともバランスがとれている」
「NZドルの為替水準は低下しており、輸出を押し上げるだろう」
「NZドルは適正価格と非常に近い」
「低インフレはRBNZに長期に渡って低金利を維持する余地を与える」
「成長率がポテンシャルを下回って減速すれば、金利を引き下げる可能性」マクダーモットNZ準備銀行(RBNZ)総裁補佐
利下げの可能性が高まっている

欧州中央銀行(ECB)月報
「世界経済の下振れリスクが強まっている」
「保護主義の脅威が引き続き目立ち、高められた市場のボラティリティのリスクを監視する必要」

エバンズ米シカゴ連銀総裁
「経済がインフレをFRBの2%目標に近づけている」
「貿易関税でいくぶん不確実性が増す」
「今年あと1回か2回の利上げを予想」

モルノー加財務相
「カナダはサウジアラビアとの関係を注視している」
「サウジ動向で市場は際立った反応は見せていない」

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