2018年12月11日
Brexit案採決延期は実質否決! メイ首相の進退は!? ~12月11日の注目点とスケジュール~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
本日は、ブログの機能アップデートに伴い、画像やチャートなどが添付できず、文字の協調などもできず申し訳ありません。 1年かけてやっと慣れてきた、管理画面が、、、刷新。 現状手探り状態です。 早くなれるように頑張ります。 読みにくいかと思いますが、、、ご容赦ください。
◎本日の注目点
1)Brexit案
本日11日に英国議会で予定されていた、Brexit案採決は土壇場で延期が発表されました。 延期するのであれば、いくらでもタイミングはあったと思うのですが、、、
現在のBrexit案で可決される見込みがほとんどなくなったことで、メイ首相はギリギリまで頑張りましたが延期という結果になったのではないかと思います。
なので、マーケットの反応は否決されたときと同じ反応ではないかと思います。 以前の記事に乗せていたBloombergのポンドドルの水準、1.2500ドルでいったん下げ止まっています。
採決を延期したことで、メイ首相はブリュッセル(欧州委員会)に向かい、今後の協議をする模様です。
ただし、EU側は再度の交渉はしないと早々に発言しています。
これからの注目点は、メイ首相の進退を含めた英国内の動き! 想定される事は多く、何が起きてもおかしくないと思われます。 不信任案、政権交代、再国民投票、急遽合意なき離脱、、、、個人的には採決否決後のストーリーを中心に考えていけばよいかと思っています。
2)イタリア予算案とフランス税制
イタリア予算案を巡ってコンテ伊首相とユンケル欧州委員長が会談。いまだ落としどころが見つかっていない状況です。 また、フランスのデモにも注目が集まっています。 マクロン大統領の支持率は低下、増税案、減税案など撤回も余儀なくされる状況になってきています。 財政再建は遅れる模様です。
混迷してくると、欧州リスクに繋がるので、要注目です。
◎本日のイベントスケジュール
11日(火曜日)
コンテ伊首相とユンケル欧州委員長が会談(伊予算案提出予定)
09:30 AUD 住宅価格指数
18:30 GBP 英雇用統計・失業率
19:00 EUR ユーロ圏ZEW景況感指数
12日(水曜日)
03:00 USD 米3年債入札
04:15 NZD オアRBNZ総裁発言
08:30 AUD 豪ウエストパック消費者信頼感指数