2020年7月21日
EUと英国の動きに注目! 「7月21日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日の日米株式市場は取引量が低下しており、夏休みに入る人たちが増えているのではないかと思われます。
取引量が低下すると急騰急落が起きやすくなるので気をつけたい。
そんな中で、コロナ復興基金やEUと英国のFTA交渉、中国・香港に対する各国の対応、米大統領選に関するリスクなど、地政学リスクが控えているので、ヘッドラインに注意しながらリスク管理したいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)コロナ復興基金
先週末からEU首脳会談が延長され、2日間の日程が4日目に突入しています。
コロナ復興基金の成立が難航しており、原因となっている支援金の額は5000億ユーロから3900億ユーロに減額したうえで調整しています。
本日、東京市場中に答えが出てくるのか、それともまた延期となるのか、また、結果を受けてユーロの動きはどうなるのか注目です。
2)EU・英TA交渉
本日からEUと英国の離脱に向けたFTA交渉が再開される予定となっています。
本来、EUは首脳会議は先週末に終わって、FTA交渉を迎えるはずだったのが、未だに首脳会談が開催されているので、英国とのFTA交渉が進むのかは疑問。
FTA交渉に関する発言が出てくるとポンドは上下に動く展開となることが予想され、今週は薄商いということもあり急騰急落になる可能性があるので要注意です。
3)RBA理事会議事要旨
豪州の中で第2波の感染拡大が懸念され一部ではロックダウンも起きている状況で、長期の緩和政策が発表された理事会の議事要旨が発表。
追加緩和があるのか、マイナス金利について、いつまで緩和政策を続けるのか、などに注目です。
◎本日のイベントスケジュール
7月21日(火曜日)
10:30 AUD RBA理事会議事要旨
11:30 AUD ロウRBA総裁発言
21:30 CAD カナダ小売売上高
22:30 EUR デギントスECB副総裁、ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁発言
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