2020年6月19日
EUサミット最終日、コロナ復興基金の成立なるか!? 「6月19日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日フロリダの感染者数が報道されると1分の中で30pips上昇し30pips下落、往って来いの状況になりました。
このような動きはアルゴリズム取引によくみられる動きです。
一昨日も似たような動きがあり、同じような時間にコロナ感染者が報道されたタイミングでした。
本日も似たようなタイミングで発表されるのか、動くのか気になります。
目次
◎本日の注目点
1)EU首脳会談(サミット)
EUサミット最終日ということで、何かしらの結果が欲しいと思われ、中でも今回の最大議題はコロナ復興基金の成立です。
復興基金に反対している国は、デンマーク・オランダ・オーストリア・スウェーデンの4カ国。
4カ国は基金そのものには反対していませんが、返済の必要がない支援金ではなく、返済の必要がある融資にするべきだと主張しています。
コロナ復興基金の成立には加盟国すべての承認・賛成が必要です。
本日のサミットで成立は難しいと思いますが、4カ国のうちどこまで説得できるのか!?
説得するために基金の内容をどこまで調整するのか!?
今後の日程や見通しがどうなるのか注目です。
進展が見られればユーロ上昇につながると思われます。
2)差別抗議デモ
週末リスクとして抗議デモが懸念されます。
週末で休みになればデモ活動が拡大し、拡大したデモから暴徒に発展することが懸念され、警察などとの対立が懸念されます。
どこまで暴徒が出てくるのか、店舗の閉鎖や破壊がどこまで出てくるのか、政治的影響はどうなのかに注目です。
3)コロナ第2波
昨日、23時半過ぎにフロリダのコロナ感染者数が報道されるとドル円は瞬間的に約30pips上昇、アルゴリズムの様な反応でした。
仮にアルゴリズムが設定されているということは、機関投資家や投資銀行のような大手が注目しているということです。
昨日もカリフォルニアで過去最大の感染者数が出るなどコロナ感染は拡大しています。
週末にまだまだ感染者数が増えてくるようであれば、週明けは窓を開ける可能性があるので注目しています。
◎本日のイベントスケジュール
6月19日(金曜日)
EU首脳会談(サミット)
08:30 JPY 日本CPI(消費者物価指数)
08:50 JPY日銀金融政策決定会合議事要旨(4月27日・5月22日分)
10:30 AUD 豪小売売上高
15:00 GBP 英小売売上高
21:30 CAD カナダ小売売上高
23:15 USD ローゼングレン・ボストン連銀総裁発言
6月20日(土曜日)
01:00 USD クウォールズFRB副議長
02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント
02:00 USD パウエルFRB議長、メスター・クリーブランド連銀総裁発言
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