EUサミット2日目! 英国の運命は? 短期間の離脱期限延期か!? ~3月22日の注目点とスケジュール~

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2019年3月22日

EUサミット2日目! 英国の運命は? 短期間の離脱期限延期か!? ~3月22日の注目点とスケジュール~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日は、FOMCの流れでドル安・円高が進みました。 ただ、後半ではリスクオフでドルが買われました。 EUサミットが開催され、Brexitの不透明感が増してきている状況でポンドとユーロは売られているようです。 また、リスクオフで資源国通貨は売り。 結果、買える通貨は円・フラン・米ドルになってしまう。 円・フランについては、マイナス金利ということもあり、米ドル買いに動いているようです。

 

目次

◎本日の注目点

 

 

1)EUサミット

 

昨日から始まっているEUサミット。 本日2日目ですが、英国の離脱案についてどうなるか注目です。 現在、濃厚な線は「来週、英国議会で離脱案再採決。 EU臨時サミット」となっています。 来週の採決次第では、合意なき離脱もありうると思います。

また、その他に離脱期限の延期についてです。 英国は6月30日まで延期と申請しているようですが、欧州各国では議会選挙前に申請しているようです。 どの規模の延期が出てくるか注目です。

 

 

2)英国議会

 

メイ首相はEUサミットに出ていますが、英国にも注意しています。 特に注目は、コックス法務長官の法的見解です。 本来であれば、今週初めの18・19日で発表されると思っていましたが、いまだ出ていません。 サミットでは再採決の結果を見て、来週にでも臨時EUサミットという流れが濃厚ではないかと見ています。 この再採決の結果を大きく左右するのが、コックス法務長官の法的見解だろうと見ています。 法的見解に要注目です。

 

 

 

3)カナダCPI

 

本日、カナダではCPI(消費者物価指数)が発表されます。 最近のカナダドルはボラティリティが高くなってきています。 また、金利を見ても高く、リピート系トレードに使われる通貨として、人気上昇中の通貨です。

 

今週に入り、カナダドルは下落中です。 CPI(消費者物価指数)の発表で流れが変わるのか!? 注目しています。

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

3月22日(金曜日)

 

EUサミット(首脳会談)

 

08:30 JPY CPI(消費者物価指数)

17:15 EUR デギントスECB副総裁発言

17:15 EUR フランス製造業・サービス業・総合PMI

17:30 EUR ドイツ製造業・サービス業・総合PMI

18:00 EUR 欧州製造業・サービス業・総合PMI

21:00 GBP BOE四半期報告書

21:30 CAD CPI(消費者物価指数)

22:45 USD 製造業・サービス業PMI

23:00 USD 中古住宅販売戸数

 

3月23日(土曜日)

 

02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

03:00 USD 月次財政収支

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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