2018年9月26日
FOMC利上げは確実、ドル円は今回も下落か!? ~9月26日の戦略と注目点とイベントスケジュール~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
◎保有中のポジションと戦略
昨日に続き、CAD/JPYのLongポジションはホールド中です。 NAFTA再交渉についてネガティブな発言が出たにもかかわらず、CADやカナダ長期金利に影響が少なかったこと。 これは、NAFTAの悪材料は織り込み始めたと思います。 そうなると、追加利上げ期待の残るカナダ、原油価格も高値推移していることから、CADは長期Long保有も検討しています。
今日はFOMCです。FOMCの利上げ後は高確率でドル円下落しています。 注目点でも書いていますが、日足チャート上値抵抗線付近にいることから、今回もFOMC利上げ後のドル円下落は可能性が高いと考えています。 ドットチャートなど要因はいくつかありますが、利上げ=ドル買いは出来ないと考えます。
◎今日の注目点
1)対米通商協議
日米通商協議も内容がはっきりと見えてきません。 NAFTA再交渉もカナダとの間が合意に至りません。 中国との間では貿易戦争の終わりが見えません。 通商協議に関するヘッドラインに注目です。
2)英国政治、Brexit関連ヘッドライン
先週末のメイ首相の発言で下げたポンドも、ほぼ戻しています。 英国では色々な噂が出てきています。 悪材料が出てきても、1つ1つ織り込んでいっている状況です。 噂が出て、大きくポンドが動いても飛び乗るのは危険です。
3)FOMC
今日のメインではないかと思います。 FOMC政策金利発表、利上げです。 ほぼ間違いないでしょう。 注目は利上げというよりは、声明文とドットチャート。 そしてパウエルFRB議長の記者会見ではないかと思います。 年内の利上げ回数、来年の利上げ回数、このあたりに注目です。
また、FOMCの時に気を付けたいことが、長期金利です。 長期金利は現在でも少しづつ上昇、なのにドル安に向けて動いています。 今回のFOMCで利上げを発表したあと、ドル円の下落は十分に考えられると思います。要注意です。 テクニカルで見たときに、日足チャートがちょうど上値抵抗線にも見えるので、反落に注意した地と思います。
4)イベント集中Day前
今日の夜FOMCをはじめとして、明日はイベントが多数予定されています。 月末週ということもあり、積極的な動きはしづらいと思います。
FOMCで利上げが予定されるも、注目は欧州か!? ~9月24日週のスケジュールと注目点~
◎今日の経済指標スケジュール
9/26(水曜日)
英国・労働党大会
日米首脳会談
02:00 USD 5年債入札
07:45 NZD 貿易収支
20:00 CZK チェコ政策金利発表
23:30 USD 原油在庫量
9/27(木曜日)
イタリア予算案提出
03:00 USD FOMC政策金利・声明文発表
03:30 USD パウエルFRB議長記者会見
06:00 NZD 政策金利・声明文発表
◎記録室
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