FRBの物価目標変更を市場はどのように消化するのか? 「8月28日の注目点とイベントスケジュール」

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2020年8月28日

FRBの物価目標変更を市場はどのように消化するのか? 「8月28日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日は注目のジャクソンホール・シンポジウムがスタート。

パウエルFRB議長の講演では、予想されていた物価目標の変更が発表され米金利は上昇、日米金利差は拡大し円安が進みました。

 

本日は、この後9時からトランプ大統領による指名受託演説があります。

ここで何を話すのか!?

マーケットが反応するのか気になります。

 

目次

◎本日の注目点

 

1)ジャクソンホール・シンポジウム

 

最大の注目だったパウエルFRB議長の講演は昨日終了しましたが、ジャクソンホール・シンポジウムは本日も続きます。

本日はベイリーBOE総裁の講演が予定されており、ポンドの動きに注目です。

 

また、昨日のパウエルFRB議長の講演を受けて、米ドルや米金利は大きく上下に振れる展開となりました。

事前予想よりもハト派的なスピーチの後に、対談ではややタカ派な内容が聞こえてきました。

本日、パウエルFRB議長の講演を受けて為替市場・債券市場・株式市場がどのように受け止めていくのか、消化していくのか注目です。

これからの動きが、ここからのトレンドに繋がるのではないかと見ています。

 

 

 

2)米中リスク

 

南シナ海での動きが緊張感が高くなってきています。

米国が偵察機を飛ばすと、中国は対艦ミサイルを発射するという状況。

同じ海域、空域で行動していることから、一触即発の可能性があります。

また、台湾が中国軍機に対してミサイル照射するなど、台湾も中国に対して緊張状態を高めています。

米中ともに、本格的な衝突は避けたいと思ってはいるのですが、偶発的な出来事から衝突することもあるので注視しておきたいと思います。

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

8月28日(金曜日)

 

ジャクソンホール・シンポジウム(テレビ会議)

 

09:00 USD トランプ大統領が指名受託演説

15:00 EUR ドイツGfk消費者信頼感指数

15:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)

16:30 SEK スウェーデンGDP(4~6月期)

17:00 JPY 安倍首相記者会見

18:00 EUR ユーロ圏消費者信頼感指数(確定値)

21:30 USD 米PCEデフレーター

21:30 CAD カナダGDP

22:05 GBP ベイリーBOE総裁発言

23:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数

 

 

8月29日(土曜日)

 

02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

 

 

 

 

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