2019年7月16日
FRB・RBAの利下げ確率は!? ~7月16日の注目点とイベントスケジュール~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は、東京市場が休日で小動きでした。 Brexit懸念でポンド軟調、緩和拡大懸念でユーロ軟調、その他は方向感に欠け小動きです。
本日は豪ドルや米ドルで方向感が出てくるのか!? ボラティリティは出てくるのか!? 株価・金利は動くのか!? 注目です。
目次
◎本日の注目点
1)RBA理事会議事要旨
2会合連続利下げを実施した、RBA(豪中銀)の今後のスタンスが注目です。 豪長期金利利回りを見ると下げ止まっています。 豪ドルも下げ止まっています。
本日発表のRBA理事会議事要旨で、今後の利下げについてどのような見解なのか、追加利下げはあるのか注目しています。 もし、追加利下げが見えてくるようであれば、もう一段の豪ドル安に繋がるのではないかと思います。 要注目です。
2)要人発言
月末にFOMCを控えて、そろそろブラックアウト期間に入ります。 なので、FOMCで据え置きなのか!? 0.25%の利下げなのか!? 0.5%の利下げなのか!? 要人発言から読み取るため注目が集まっています。 要人発言には要注意です。
3)金利と株価
最近の為替相場は、金利動向と相関関係が高くなっています。 世界的に緩和政策にシフトしていることから、長期金利が低下しています。 なので、中央銀行が利下げするのか!? 追加緩和するのか!? マーケットがどのくらい期待しているのか!? 金利から読み取ろうとしていることから、相関性が高まっていると思われます。
米金利は上昇しているのに、株価も上昇しているときなど、金利の動きと株価の動きが一致しないときがあると思います。 現在のマーケットは金利相場なので、金利の動向に注目。 金利と為替の相関性が一致しないときは、どちらかに寄っていくと思われます。 どちらがついていくのか注目しています。
◎本日のイベントスケジュール
7月16日(火曜日)
07:45 NZD 四半期CPI(消費者物価指数)
10:30 AUD RBA理事会議事要旨
16:00 TRY トルコ失業率
16:00 EUR ビルロワ・フランス中銀総裁発言
17:30 GBP 英雇用統計・失業率
18:00 EUR イタリアHICP(消費者物価指数)
18:00 EUR ドイツZEW景況感指数
18:00 EUR 欧州ZEW景況感指数
21:00 GBP カーニーBOE総裁発言
21:15 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言・ボウマンFRB理事発言
21:30 USD 小売売上高
7月17日(水曜日)
G7財務相・中央銀行総裁会議
01:20 USD カプラン・ダラス連銀総裁発言
02:00 USD パウエルFRB議長発言
04:30 USD エバンス・シカゴ連銀総裁発言