2020年9月1日
RBA理事会で豪ドルの反応は!? 「9月1日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は、先週末の安倍首相辞任で下落した部分(日経平均や円高)部分はキレイに戻し、マーケットからは総裁選や解散総選挙に対する不安は感じられない。
また、月末のリバランスからロンドンFIXにかけては、ドル安・円安が進み、ダウ平均は利益確定売りが進んだとの見方が出ています。
目次
◎本日の注目点
1)RBA理事会
本日RBA理事会が予定されており、政策据え置きが予想されている。
ポイントは追加緩和の可能性があるのか、経済見通し、豪ドルの水準の3点です。
豪経済の見通しでネガティブな内容が出てくる。
また、見通しに加えて追加緩和の可能性が出てくると、豪ドルに対して重しになるのではないかと注目。
後はコロナ後、豪ドルの上昇が続いていることで豪ドル高けん制発言が出てこないかにも注目。
2)自民党総裁選
本日、自民党総務会で総裁選の方法が決定。
岸田氏は総裁選に出馬を表明、石破氏と菅氏は出馬表明していませんが、本日の総裁選の方法が決まると出馬するかどうかがハッキリしてくると思います。
世論や報道を見ていると、菅氏に各派閥の支持が集まっているように見え、このままの流れで行けば次期首相は菅氏ではないかとマーケットも織り込み始めている。
総裁選の流れとマーケットの反応に要注目。
3)欧米指標
本日、欧英米のPMI改定値が予定されています。
今回は改定値なので大きく乖離することは少ないと思われるが、ネガティブに大きく乖離した場合はマーケットに反応するのではないかと思います。
また、注目はISM製造業景気指数で、米国経済が順調に回復していくのかに注目です。
◎本日のイベントスケジュール
9月1日(火曜日)
自民党総裁選方法発表
10:30 AUD 豪建築許可件数
10:45 CNY 財新製造業PMI
13:30 AUD RBA理事会・政策金利・声明文発表
16:30 EUR デギントスECB副総裁発言
16:50 EUR フランス製造業PMI(改定値)
16:55 EUR ドイツ製造業PMI(改定値)・失業率
17:00 EUR ユーロ圏製造業PMI(改定値)
17:30 GBP 英製造業PMI(改定値)
18:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)・失業率
22:45 USD 米製造業PMI(改定値)
23:00 USD ISM製造業景気指数
9月2日(水曜日)
02:00 USD ブレイナードFRB理事発言
03:00 EUR クノット・オランダ中銀総裁発言