2022年8月17日
RBNZ理事会やFOMC議事要旨はじめイベント多数!! 「8月17日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日、みずほ銀行当座預金にマイナス金利適用との報道から円安が進み、今朝発表された貿易統計でも予想を上回る貿易赤字が拡大していたことも円安要因となりドル円は上昇しています。
本日はRBNZ理事会はじめ、英CPI(消費者物価指数)やFOMC議事要旨、米小売売上高などイベントが多数予定されています。
大きく動くのではないかと注目しています。
目次
◎本日の注目点
1)RBNZ理事会
注目度:高い
織り込み度:0.5%利上げを織り込み済み
バイアス:特になし
ポイント:利上げ幅と今後の見通し
RBNZ理事会では0.5%利上げが織り込まれており、予想通りであれば声明文などがハト派であればNZドル売りが進むのではないかと注目しています。
特に声明文や記者会見からインフレピークアウトに関する内容が見えてくるようであれば、引き締めの終了が見えてくるのではないかと思っています。
また、リセッションなどに繋がる内容が出てくるようであれば、さらにNZドル売りが進むのではないかと思っています。
逆にインフレが落ち着かず、さらなる引き締めを進めるような内容であればNZドル買いが進む可能性があるので、声明文や記者か池の内容に要注目です。
2)FOMC議事要旨
7月FOMCで9月利上げ幅0.5%の可能性を示唆したことでドル売りが進んでいます。
先日のCPI(消費者物価指数)の結果を受けて、9月FOMCの利上げ確率は0.5%利上げが5割を超えています。
議事要旨の中から9月利上げについてどのような内容となっているのか、議事要旨の結果を受けて9月利上げの確立がどのように変化するのか注目しています。
3)英CPI(消費者物価指数)
英中銀は物価を抑える為に引き締めを進めています。
今回のCPI(消費者物価指数)が予想を超えて物価上昇が続くようであれば、英中銀の引き締め加速に繋がるのではないかと注目しています。
予想を下回ったとしても、前回値よりも上回っていた場合は引き締め加速に繋がる可能性があるので、前回値よりも上回るのかも併せて注目しておきたいと思います。
4)米小売売上高
先週のCPI(消費者物価指数)の結果から米国のインフレピークアウトが見えてきました。
その後発表されたミシガン大学消費者信頼感指数では消費者の強い景況感が確認されています。
今回発表される小売売上高で堅調な経済が確認されれば米株は堅調に推移し、米ドルの下支えに繋がるのではないかと注目しています。
◎本日のイベントスケジュール
8月17日(水曜日)
08:50 JPY 日本貿易収支
11:00 NZD RBNZ理事会・政策金利・声明文発表
12:00 NZD オアRBNZ総裁記者会見
15:00 GBP 英CPI(消費者物価指数)
21:30 USD 米小売売上高
22:30 USD ボウマンFRB理事発言
23:30 USD 原油在庫量
8月18日(木曜日)
02:00 USD 米20年債入札
03:00 USD FOMC議事要旨(7月27日分)
03:20 USD ボウマンFRB理事発言