2021年1月17日
1月11日~16日を振り返り、気になったニュース
記事を書いた人:岡ちゃんマン
・FRB議長、出口戦略の議論「今ではない」 経済の目標程遠く
http://jp.reuters.com/article/usa-fed-powell-idJPKBN29J2RF
・FRB議長、超緩和政策の出口議論「今はその時期ではない」と否定
http://bloomberg.co.jp/news/articles/2021-01-14/QMXSACDWX2PZ01?srnd=cojp-v2
パウエルFRB議長はウェビナーでかなりのハト発言だったが、ドル安は進まなかった。ドル安トレンドの終了のサインではないかと注目している。
・ECB、12月会合は追加措置の必要性で全員一致-拡大規模には異論
http://bloomberg.co.jp/news/articles/2021-01-14/QMXDYLDWRGG001?srnd=cojp-v2
議事要旨の内容は、政策発表の声明や記者会見の内容とあまり変わらなかったが、ユーロは売りで反応した。ECB理事によるユーロ高懸念発言が続いていることも影響しているかもしれない。ドル安トレンドが終了するようであれば、次はユーロ安トレンドが始まるのではないかと注目している。
・イタリア首相、政権存続の道探る-連立パートナー離脱で少数与党転落
・オランダ内閣総辞職、育児手当不当返還で引責
http://jp.reuters.com/article/idJPKBN29K29C
欧州でまた、政治不安が高まってきている。今年は秋にドイツで選挙が予定され、メルケル首相の引退が決まっていることからEUのリーダー不在が懸念されている。今年の欧州は政治不安が注目される年になるのではないかと注目していて、上記のユーロ安トレンドの追い風になるのではないかと思っている。
・マイナス金利に問題多いと英中銀総裁、副総裁は英経済を楽観
http://bloomberg.co.jp/news/articles/2021-01-12/QMTT85T0AFB401?srnd=cojp-v2
思っていたよりもタカ派だった英中銀総裁と副総裁。このまま英中銀は追加緩和や利下げはないのだろうか?英経済は本当に楽観していいいのだろうか?2月の政策発表「Super Thursday」の注目度が高くなっているような気がする。