11月23日~28日を振り返り、気になったニュース

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2020年11月29日

11月23日~28日を振り返り、気になったニュース

記事を書いた人:岡ちゃんマン

フランス、東欧2カ国の反対に危機感-12月7日が合意期限と欧州委
http://bloomberg.co.jp/news/articles/2020-11-28/QKH41RT1UM0W01?srnd=cojp-v2
ドイツ、来年9月26日に総選挙=メルケル首相は引退へ
http://newsdigest.de/newsde/news/news/11531-2020-11-26/
コロナ復興基金を通してEUは財政統合への一歩を進んだかに思われたが、やはりまとまることは難しそう。コロナで傷んだ経済は欧州内の経済格差が広がり、EU崩壊に繋がる可能性も出てくる。今までEUを引っ張ってきたメルケル首相も来年にはいなくなるので、来年のEUは混乱が待っていそうな気がする。

 

EUのバルニエ氏、対英交渉で27日ロンドン入りへ-なお根強い相違
http://bloomberg.co.jp/news/articles/2020-11-26/QKF3BAT0G1KW01?srnd=cojp-v2
EU主席交渉官、一部加盟国の漁業相と会談へ-ロイター報道
http://news-digest.co.uk/news/news/uk-news/20649-2020-11-27.html
トランプ大統領の敗北が濃厚となり、後ろ盾がいなくなった英国が妥協する形で決着するかと思われたが英国は未だ強気のまま。逆にEUの交渉官がEU国内の説得に動く展開となっている。仮にEUが妥協する形で合意すると、今後混乱が予想されるEUから英国に続く国が出てこないか心配。合意できなかった場合は、英国だけでなくEUの経済にも大きく影響が出てくるので注目。

 

中国、豪ワインに反ダンピング措置 保証金徴収へ
http://jiji.com/jc/article?k=20201127040870a&g=afp
中国による豪州圧力が出てきているが、豪ドルなどの反応は限定的となってきた。コロナの影響で国家間が分断されている影響なのか、豪州の中国依存からの脱却が進んでいるのか、完全に中国の影響を受けないというわけにはいかないが、今までよりは対中国耐性が出来てきている。

 

OPECプラスが直前の緊急会合を招集、減産緩和巡る判断に備え
http://bloomberg.co.jp/news/articles/2020-11-27/QKG7Q2T1UM1D01?srnd=cojp-v2
来週のOPEC会合で減産緩和となると原油価格の下落に繋がるのではないかと注目。産油国にとって損益分岐点は40ドルではないかと見ていて、ワクチン報道で景気回復期待から原油価格が45ドルまで回復してきている現状を見ると、減産緩和の可能性は十分にあり得ると思う。

 

NZ政府、中銀のレミットに住宅価格の文言追加を提案
http://bloomberg.co.jp/news/articles/2020-11-24/QKA0DDT1UM1901?srnd=cojp-v2
ニュージーランドの住宅価格は高騰しており、NZ中銀の責務に住宅価格を追加するとなると、利上げとまではいかないまでも追加緩和の可能性は後退するとみられる。ニュージーランドはコロナ感染者も少なく、コロナは冬に感染拡大する傾向があるがニュージーランドは夏に向かっていることを考えると、経済回復に向かう可能性があり、住宅価格と合わせると主要中銀の中では早めに引き締めに動くのではないかと注目している。

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