2020年8月2日
7月27日~31日を振り返り気になったニュース
記事を書いた人:岡ちゃんマン
・香港警察、海外の民主活動家6人を指名手配 国安法違反の疑い
http://bbc.com/japanese/53609863
・香港、立法会選挙を1年延期-新型コロナの影響で
http://bloomberg.co.jp/news/articles/2020-07-31/QEBW9DT0G1L401
・ニュージーランド、香港との犯罪人引渡条約を停止
http://jp.reuters.com/article/hongkong-security-newzealand-idJPKCN24S2UT
香港国家安全維持法には、共産党を支持しないものは選挙に出馬できない、中国批判をしたものは海外でも罪となるなどが盛り込まれており、少しづつ効力を発揮している。香港を巡っては米・英・豪・カナダなどが批判していたが、欧州やニュージーランドも加わった。今後中国の反発・報復がどこに向かうか注目。
・中国、南シナ海で新たな軍事演習 米国を威嚇
http://nikkei.com/article/DGXMZO61926230W0A720C2FF8000/
中国が1番嫌がるのことは領土・領有権問題に口を出されること。南シナ海は中国が勝手に領有権を主張し、人工島を作っている。そこに米軍空母2隻を展開され、中国は対抗して実弾を使用した軍事演習を南シナ海で行っており、一つ間違えば軍事衝突につながる状況となている。中国は尖閣も実効支配に向けて動いており、米国は批判している。今後南シナ海や尖閣を巡って米中対立が大きくなる可能性があるので要注意。
・イラン、ペルシャ湾で軍事演習 米空母の実物大模型を攻撃
http://afpbb.com/articles/-/3296111
・イラン軍、演習で米空母の「模型」を破壊 ホルムズ海峡
http://cnn.co.jp/world/35157589.html
香港問題、米中領事館閉鎖などで中国に目が向いている中、イランが米国を挑発するような演習を実施。しかも、米空母の模型を作って破壊などかなりの挑発。
今後、米国がどこまで批判するのか、それともほっとくのか注目。新たな火種とならなければいいが…
・日英が新通商協定で近く合意、EUとの協定土台に交渉大詰め-関係者
http://bloomberg.co.jp/news/articles/2020-07-29/QE8AYADWLU6G01
・英、TPP会合に出席打診-将来参加で意見交換か
http://news-digest.co.uk/news/news/uk-news/20325-2020-07-30.html
英国は欧州との離脱交渉が進まず、合意がないままでの離脱の準備に入っている。米国と中国に次ぐ経済規模の日本と、通商協定がまとまれば、欧州との交渉も有利に進めることが出来ると考えているのではないだろうか!?日本との通商協定に加え、TPPに参加となると英国は、EUから抜けた穴をだいぶ埋めることが出来る可能性が出てくる。