フランス議会選挙の仕組みとスケジュールについて

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2017年12月27日

フランス議会選挙の仕組みとスケジュールについて

記事を書いた人:岡ちゃんマン

★日程・スケジュール

第1回目投票

2017年 6月11日15:00(日) ~ 6月12日03:00(月) (日本時間)

第2回目投票(決選投票)

2017年 6月18日15:00(日) ~ 6月19日03:00(月) (日本時間)

基本的には、大統領選挙の時と同じで、投票締め切り後に出口調査が発表されます。

★選挙の仕組み

小選挙区制で各選挙区から1名が当選する仕組みとなっています。

また、大統領選挙と同様に過半数を取れなければ、第2回目投票で決選投票となります。

★現在のフランス議会

2大政党と少数政党で成り立っている。

社会党(292議席) → 中道右派(オランド前大統領)

共和党(199議席) → 中道左派(サルコジ前大統領)

その他いくつかの少数政党があり、全577議席あります。

★今回の選挙の注目点

今までは2大政党から大統領が出ていましたが、先日の大統領選挙でどちらの公認も受けていないマクロン大統領が誕生しました。

今回マクロン大統領は新政党「共和国前進」を立ち上げ、選挙に臨んでいます。

この共和国前進党が過半数を取れるかが、最大の注目点だと思います。

共和国前進党が過半数確保 → 大統領と国民議会が安定

共和国前進党が過半数割れ → 大統領と国民議会がねじれ

日本時間の月曜日未明には出口調査が発表され、昼頃には大方の結果が出てくるものと思われます。

フランスの政権安定は、ユーロにとってポジティブではないかと思っています。

特に、ほとんどの地域で決選投票しなくてもいい状況であれば、明後日には大勢が決まってしまう可能性もあります。

月曜日の朝は注目していきたいと思います。

あさ、3時(4時)から取引できる業者もあります。こういう時にはいいかもしれないですね。

 

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