2019年2月18日
「師匠、岡ちゃんマンに聞いてみた!」
記事を書いた人:上田
「今年注目すべき出来事2019」の第2弾をお送りします。
ファンダ初心者が気をつけて監視した方がよい事を師匠の岡ちゃんマンに質問しています。
目次
「今年注目すべき出来事2019」欧州編
前回は米国編をお送りしました。今回は最も注目材料が多いと言っても過言ではない欧州についてです。
一言で言うなら「ユーロは売り一色になるかもしれない」と岡ちゃんマンの言葉です。興味津々ですね!!
2017年フランス大統領選の時に大きく開いた窓も塞がるかも??
欧州に不穏な空気が流れています。詳しく解説すると何時間あっても
足りない複雑な要因が絡むのですが、シンプルにリストアップします。
簡単に言うと、欧州全体に爆弾がいくつもあるそうです。これまでの不安材料は主に南欧の国々の問題が多かったのですが、最近になってEU のリーダー格の国々にも問題が表立ってきています。リーダー格の国もまとまらないということはEUにとって非常に不安な状態であると言えます。
では岡ちゃんマンが考える爆弾とは何なのか?重要度順に三つご紹介したいと思います。
爆弾1 欧州議会選挙5月開催
欧州内で政治的権限の大きい議会選挙の行方が、これからの欧州の方向性を
決めていくと思われます。一旦落ち着きを見せていた極右政党がメルケル派弱体化の中、
結託して欧州内での力を強めようと目論んでいます。ECBなどもすべて配下に置かれるため、
各国が議会の重要ポジションを押さえようと躍起になっています。
爆弾2 イタリア問題
以前から取り沙汰されていますが、イタリアは経済問題、銀行問題多数抱えた中で EU の指導に従わない上、極右政党が躍進してきています。リーダー格がサルビーニ首相です。また、フランスを非難して自分の立場を守ろうとするなど、隣国との関係が険悪になりつつある点も見逃せません。
爆弾3 仏マクロン大統領の支持率低下
黄色いベストを着た反政府デモのニュースを見ている方も多いと思います。
アメとムチの使い方を心得ない一方的な政策が国民の反感を買って います。
実際、経済状況も悪化している数値が出てきています 。
ドイツ銀行が万一破綻した時の影響は(@_@)
その他にも、英国のEU離脱問題、スペインの解散総選挙、 ドイツ銀行の破綻懸念など、深刻な問題が多く潜んでいます。このドイツ銀行が万一破綻した時の影響は原爆級であると言われています。大きすぎてリーマンブラザーズ(リーマンショック2008年)どころの騒ぎではすまないそうですよ。
「登り100日下げ10日」という格言にもあるように、
売りの波を上手く利確できると最強です。
今年は欧州問題要注目ですよ!