2017年12月26日
オランダ対トルコ
記事を書いた人:岡ちゃんマン
トルコの外相がオランダを訪問しようとしたところ、オランダ側がこれを拒否して外交問題に発展しています。
トルコでは来月に憲法改正の国民投票があることから、オランダに住んでいるトルコ人を対象に憲法改正の集会を開催する予定でした。
これに対してオランダ側は「国内でトルコの閣僚が活動するのは好ましくない」として外相の入国を拒否。
その結果、トルコのエルドアン大統領はオランダ政府の対応に激怒し、「彼らはナチスの残党だ!ファシストだ!」等とオランダ批判の発言を繰り返しています。
トルコとオランダの外交問題に発展している状態です。
今週はオランダ議会選挙が控えていますが、今回の外交問題は極右政党PVV(自由党)に追い風となっている模様です。
どこまで外交問題が悪化するか、またどこまでオランダ選挙に影響するか注目しています。