2017年12月29日
カナダ中銀(BOC)理事会に向けて
記事を書いた人:岡ちゃんマン
9月06日(水曜日)に政策金利の発表があります。
前回のBOC理事会で利上げに踏み切ったカナダ中銀。
前回については以下をご覧ください。
目次
カナダ中銀0.25%政策金利利上げについて
引き締めと緩和で別れた各中銀について
前回の声明で、今後の利上げについては指標次第と言っていたので、注目指標を比べてみました。
◎消費者物価指数
◎雇用者数増減
◎失業率
◎新築住宅価格指数
(investing.com参照)
経済指標は悪くない結果が出ているように見えますが、ほとんどの指標が、6月・7月の結果です。
7月に利上げをしているので、正確な状況を見極めるためには8月の経済指標結果を見る必要があると思います。
また、前回の利上げの要因となった住宅価格の高騰は一旦暴落した後に、また上昇してきているようです。
では、今回の理事会について考えると、現在のコンセンサスは、0.75%据え置きです。
ただ、一部エコノミストが0.25%の利上げを予想しています。
色々な証券会社や経済指標カレンダー等を見ていくと、数社のカレンダーで0.5%利下げ予想を出しているところもありました。
以上を踏まえると、基本的には据え置きで、声明文で今後の見通し次第でカナダドルの売り買いを考える。
サプライズで、利上げ・利下げがあれば、利上げならばカナダドルを買い、利下げならばカナダドルを売りで、200pips~500pipsくらい狙っていけるのではないかと思っています。
戦略については、あくまで個人的なものなので、あくまで参考までに、、、