2017年12月27日
スーパーThursdayを終えて
記事を書いた人:岡ちゃんマン
注目されていた、スーパーThursdayが大きなサプライズもなく終了しました。
第一弾 ECB理事会とドラギ総裁会見
注目点
・景気見通しは上方修正
・インフレ見通しは下方修正
・金融政策、フォワードガイダンスは変更なし
前日にリークされていた通りではあったものの、ハト派な内容のわりにユーロの下落は限定的でした。
第二弾 コミー元FBI長官の証言
注目点
トランプ大統領がFBIの捜査に対して、圧力があったのかどうか?
決定的な証拠もしくは証言が出てくるか?
結果は前日に公表された、議会証言原稿の内容以上の発言は出てきませんでした。
また、決定的な証拠、証言は出てきませんでした。
第三弾 英国議会総選挙
保守党322議席、労働党261議席と保守党が第一党にはなったものの、過半数には届かず「ハング・パーラメント」となりました。
英国議会については、今後まとめたいと思います。
ポンドは軟調となったものの、下落は限定的となりました。
結果として、、、
ユーロは、今後も出口戦略やテーパリングに注目が集まると思います。
米ドルは、根本問題が解決したわけではないのですが、マーケットを見ると若干リスクオンに傾いているように感じます。
ポンドについては、議会の今後を見てから決めたいと思います。
次は、FOMC・BOE・BOJに注目かと思います。