2019年3月28日
フラン介入警戒! ~ユーロ/フラン 1.1200~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
ユーロ/フランが下落しています。 個人的には、フラン介入警戒水準だと思っています。
ここからの水準は、スイス中銀によるフラン売りが起こる可能性があります。 特に、対ユーロで出てくると思われます。
目次
◎ユーロ/フランのサポートレベル
日足チャートで見ると、1.1200レベルで2回サポートされています。
週足チャートで見ても、同様にサポートされているように見えます。
また、テクニカル分析で見ると、週足チャートでは1.1200に収束していくようにも見えます。 テクニカル的に見れば、下落ブレイクするようにも見えます。
いかがでしょうか!?
個人的に、テクニカル分析は苦手なので自信を持って言えませんが、週足チャートのような場合は下にブレイクする確率が高いのではないかと思います。
◎ファンダ的に見たスイスフラン
欧州 GoogleMAP
上記の地図の通り、スイスの周辺はEU加盟国で囲まれています。
スイスの周辺国はユーロを使っています。 なので、ユーロ安フラン高になるとスイス国民はユーロ圏に行って買い物をします。
円高になると、ハワイ旅行など海外旅行が安く行けるのと同じです。
ただ、そうなると、スイス国内での消費(スイス国内での買い物)が落ち込みます。
なので、スイスは国内の消費(スイス国内での買い物)を守るため、フラン高を嫌い、阻止しようします。
そのため介入をすると思われます。
◎どの通貨が注目!?
基本的には、フラン安に持っていくことが目的なのでフランが売られると思います。
フランを売るための原資は、ユーロではないかと思います。 スイス中銀としては、対ユーロでフラン安にすることが目的なので、フラン安になることと並行してユーロ高になるようにした方が効率的です。
フラン → 売られる
ユーロ → 買われる
この様になると思われます。