今週・来週に円・米ドル・ユーロなど、主要中銀の政策発表を控えて、動きづらい状況です。　そんな中、本日はボリス・ジョンソン首相誕生となりそうです…..　個人的には、また、気分屋のトップが生まれてしまったなぁ、、、という気分です。

 

これからの対欧州・対イランなどの対外政策やアイルランド国境問題・スコットランド独立・組閣など国内も問題だらけなので、当面は英ポンドが主役のマーケットになりそうな気がしています。　とりあえず、ポンドは売り目線でタイミングを見ていきたいと思います。

 

◎本日の注目点

 

 

１）英保守党党首選

 

本日、英国では保守党党首選の結果が発表され、ボリス・ジョンソン首相が誕生すると思われます。　正確には、党首選の結果発表があるだけで、正式に就任は明日以降になります。

 

ここからの注目点は組閣です。　ハモンド財務相などは、ボリス・ジョンソン首相誕生の際には辞任するなどと表明しています。　また、本当に合意なき離脱に進むのかにも注目です。　EU側は再交渉を認めない姿勢に変更はありません。　ボリス・ジョンソンは、意見が二転三転とするので、ヘッドラインに要注目です。

 

 

 

２）地政学リスク

 

中東・ホルムズ海峡での緊張が高まっていることで、多くの通貨に影響が出ています。　中東リスクオフということで、スイスフランが買われています。　また、タンカー拿捕を巡っては、英ポンド安の要因の一つになっているようです。

 

日本にとっては、有志連合に参加するのか!?　どういった形で参加するのか!?　という点が注目されています。　また、日米貿易通商協議もあるので、こちらも気になるところです。

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

7月23日(火曜日)

 

英保守党党首選結果発表

IMF世界経済見通し発表

 

 

07:30　AUD　ケントRBA総裁補佐発言

21:15　GBP　ホールデンBOE副総裁発言

23:00　USD　中古住宅販売戸数

23:00　EUR　ユーロ圏消費者信頼感指数

 

 

7月24日(水曜日)

 

EU財務相理事会

 

07:45　NZD　NZ貿易収支

08:00　AUD　豪州製造業・サービス業PMI