2017年12月27日
ポンド下落と消費者物価指数について
記事を書いた人:岡ちゃんマン
2017年08月15日17:30(日本時間)発表の消費者物価指数(7月)の結果を受けて、ポンドは大きく下落していきました。
英国中央銀行はBrexitの影響で物価が上がるのは仕方のないことと考えてはいますが、許容範囲は2.82%までと言っていました。
目次
英国金融政策決定会合とインフレレポートについて
6月発表の消費者物価指数が2.9%になったことで、利上げ観測が急浮上してきました。
08月03日のSuper Thursdayを前に消費者物価指数は2.6%になり、利上げは見送られました。
08月03日のSuper Thursdayについては、別でまとめたいと思います。
今回の消費者物価指数が前回の2.6%に下がったのは一時的なのか?それとも6月発表の2.9%が天井だったのか?を判断するためにも注目でした。
結果、前回と同じ2.6%ということで、物価の上昇は天井を打たのではないかと判断されたのではないかと思います。
2.6%ということは英国中央銀行が考える、物価上昇の許容範囲ということで利上げ観測後退したと考えられたのかもしれません。
これが、ポンドの下落の原因ではないかと思います。
今後も物価が上昇を続けるか注意していきたいと思います。