2018年11月7日
ユーロドル売り戦略、米中間選挙終了で戦略会議! ~11月7日のユーロドル売り戦略~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
◎戦略と保有ポジション
ユーロ売り・ドル買い戦略
ドル買い要因
・コンセンサス通りなので、大きなドル売りにはならない
・2020年の大統領選挙に向けて、支持率対策を行う
・強い経済成長
ユーロ売り要因
・イタリア予算案問題
・Brexit交渉問題
・先日の「TLTRO」情報
注意:FOMCが開催
◎見通し
米中間選挙が終了。 結果はコンセンサス通り上院は共和党。 下院は民主党という結果になった。
これにより、ポジション整理のドル売り等は出てくると思うが、調整が終わればドル買いに傾くと思う。 経済は堅調、金利は上昇、株価は上昇とドル買いの状況は整っている。 また、周りを見ても確実に買いと言える通貨がないことも後押しになっている。 あとは、来年の利上げ回数がネックだが、年内~来年1Qくらいまでは強いドルではないかと想定している。
米国に続き、金融政策の正常化に向かうのはEU(ユーロ)ではないかと言われ、昨年はユーロが買われたが、イタリア問題等で現在失速しています。 なので、ユーロドルはレンジor下落トレンドになるのではないかと想定しています。
ユーロはイタリア問題が解決しそうにありません。
次の注目日は13日!
イタリアの予算案修正期限です。 EUでは罰金の話題まで出始めています。 格付けもS&Pが見通しを「ネガティブ」としているため、このままでは格下げが確実視されています。
このままいけば、イタリアの財政赤字が拡大して、欧州危機の再来になりかねません。 また、先週には「TLTRO」という報道も出てきました。 イタリア対策ではないかとの観測が多いですが、「TLTRO」自体が緩和政策なので、もし「TLTRO」が実施となればユーロ売りに繋がりそうです。
トータルで考えると、ユーロ売り/ドル買いが安定しそうな気がしています。
「TLTRO」については以下を参照ください
「LTRO」と「TLTRO」ここにきてECBの緩和策! ~FX用語解説~
以下の日足チャートで見ると、”1.1500”で折り返すか?
それとも、一旦”1.1750”まで上昇して反落するか?
注目しています。
一応”1.1500”反落と見ているので、売りを仕掛けますが、ストップを浅めに置きたいと思います。
もし上に抜けるようであれば、”1.1750”で、再度売りを仕掛けていきたいと思います。
目標は”1.1300”割り込んでいくようなら、持ち続けますが、戻るようだったら利確します。
とりあえず、今日の状況を見ながらエントリータイミングを計っていきたいと思います。
また、FOMCの声明文にも注意しています。