2017年12月27日
引き締めと緩和で別れた各中銀について②
記事を書いた人:岡ちゃんマン
★欧州中央銀行(ECB)
7月20日金融政策発表 → 現状維持
コンセンサス通り現状維持でしたが、注目はドラギ総裁の記者会見でした。
ハト派的な内容に終始しましたが、ユーロは大きく上昇しました。
この発言に反応したのではないかと思います。
「秋に議論を開始する」
前後の文面では、「テーパリングについては議論はしていない。必要があれば追加の緩和もある」
とも言ってはいるのですが、、、
市場参加者はドラギ総裁のハト発言は織り込み済みで、ユーロ買いの材料を探していたのではないかと思います。
秋にということは、ジャクソンホールか9月のECB理事会に注目が集まるのではないかと思います。
こちらに、日銀・カナダ中銀・オーストラリア中銀については前回まとめています↓
目次
引き締めと緩和で別れた各中銀について