米国債償還と利払いについて

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2017年12月27日

米国債償還と利払いについて

記事を書いた人:岡ちゃんマン

例年のことですが季節要因の1つとして、8月15日に米国債償還・利払いが控えています。

米国債償還・利払いと為替の関係についてまとめたいと思います。

米国債の種類
T-Bills(短期・割引国債)  → 償還期間が数日~1年以内
T-Notes(中期・利付国債) → 償還期間が2357年物
T-Bonds(長期・利付国債) → 償還期限が10年以上

割引国債と利付国債の違い

米国の場合は短期(1年以内)の国債は割引国債中・長期(2年以上)の国債は利付国債となっている模様です。

割引国債とは → 利息分を額面金額より割引された金額で購入して、償還日には額面金額を受け取れる国債。

利付国債とは → 額面金額で購入して、年2回の利払い日に利子を受け取り、償還日には額面金額を受け取れる国債
(利払い日:02月15日08月15日)

為替との関係(米国債とドル円の場合)

米国債の償還金利払い金を金融機関・会社・投資家が受け取る(米ドル)

利益を日本に持ち帰る

→米ドルで持って帰っても使えない

米ドルを円に換える

ドル売り・円買いが起きる

米国債で考えてみましたが、基本的には外国国債との関係は同じではないかと思います。

金額等は年によって違うので、その都度確認したほうがいいと思います。

ちなみに、8月15日には

3年債:270億ドル
10年債:280億ドル
30年債:140億ドル

と言われているようです。

実需としての動きなので要注意です。

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