2017年11月28日
経済指標トレードの考え方
記事を書いた人:岡ちゃんマン
トレードの考え方
勝つために必要なもの!
1)方向性(上昇or下落)
2)決済タイミング
以上の2つが判れば勝てるのではないか⁉
考えた結果、、、経済指標発表時の値動きに規則性があるのではないか⁉
ということで、経済指標発表について研究・検証することにした。
1)方向性(上昇or下降)について
研究の結果、経済指標発表時は指標結果に素直に動く可能性が高いことが判った。
ただ、、、いい結果が出るかどうか⁉ が大事ではなかった。
大事なのは、予想値と結果の乖離が大事だった。。。
例)米雇用統計(非農業部門新規雇用者数)の結果が20万人だった。
結果だけを見れば、新規雇用者が20万人もいるということで、米経済は好調なように見える。
米経済が好調! → 「USD(ドル)買い」、、、とは必ずしもならない。
予想値が25万人なのに、結果が20万人であれば、、、
→ 予想よりも結果が悪いということで「USD(ドル)売り」
予想値が15万人で、結果が20万人であれば、、、
→ 予想よりも結果が良いということで「USD(ドル)買い」
というように、結果は同じだが予想値が違うだけで、方向性(上昇or下降)が変わってくる!
ほとんどの場合、指標に対する予想値が発表された段階で織り込みが始まって、指標発表直前までに予想値を織り込んだレートになっている。
なので結果が予想値とずれると、レートも結果に追いつこうとする。
ということで、方向性が高確率でわかる!と考えた。
2)決済タイミングについて
決済タイミングを知るためには、、、
・どれくらい(時間)で動くのか⁉
・どのくらい(何pipsくらい)伸びるのか⁉
以上2点が判れば、決済タイミングが判るのではないかと考えた。
ともにいえることは、指標に対する注目度が関係している。
注目度が高ければ、多くの人(大きな金額)が同時に動くので瞬間的にレートも動いてしまう。
また、大きく動いてしまう。
どのくらい伸びるか⁉については、予想値と結果の乖離が大きければ伸びは大きくなる傾向がある。
ただ、注意しなくてはいけないのが、予想値の信頼性です。
ほとんど予想と結果がずれることがない指標だと、少しずれるだけで大きく反応してしまう。
逆に、普段から予想と結果がずれやすい指標では、多少ずれても反応は薄い。
なので、後者の場合は大きな乖離が出ないと反応が出ない。
実際に経済指標発表でトレードにはどうするのか⁉
注目度が高く、大きく反応する指標を探す。
→ 指標を分析する。
・乖離が出やすいのか?
・どれくらいの乖離がでると反応するのか?
・乖離に対して、どのくらい動くのか?
→ 戦略を考える。
・エントリーする乖離と方向性を考える。
・決済するレート(pips)を想定する。
・決済するタイミング(時間)を考える。
→ 指標発表を待って、乖離が出た場合はトレードをする。
なので、過去の指標結果と値動きを研究していくことが大事になってきます。
そのために、トレードの記録は重要です。
このブログは、そんなトレード戦略や結果を記録していますので、今後のトレードの参考や自分のトレードの比較に使ってもらえたらと思います。
これからも、もっと研究していきたいと思います。
ご意見・ご要望・情報・ご自身のトレードとの比較結果などありましたら、どんどんコメントお待ちしています。
これからも、よろしくお願いします。