2019年10月28日
英議会に注目、解散総選挙なるか!? ~10月28日の注目点とイベントスケジュール~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
本日は英国・欧州がサマータイムが終了し標準時間に移行しています。
(米国は来週から)
ニュージーランドは休場!
重要指標は特になし!
Brexit関連は解散総選挙をするのか、離脱期限の延期期間はどうなるのかが決まるまでは動きが取りづらい状況!
本日は、欧州時間がスタートするまでは方向感なく、薄商いが続きそうな気がします…
目次
◎本日の注目点
1)Brexit関連
本日、ジョンソン首相は解散総選挙を英議会に提案すると見られています。
解散総選挙の採決は2/3の賛成が必要であるため、野党労働党が賛成してくれるかが注目されます。
EUは離脱期限の延期期間の決定を29日にに控えています。
EUは延期期間の決定について、あくまで想像ですが、英国の出方を確認して延期期間を決めようとしているのかもしれません。
解散総選挙可決 → 1月31日まで延期
解散総選挙否決 → 数週間の延期
もし仮に英国の出方で決めるのであれば、解散総選挙をしないのであれば、延期期間も短くて良いと判断される可能性は十分にあると思います。
離脱期限の延期期間が短期間で、その間に離脱協定案の関連法案がまとまらなければ、合意なき離脱となる可能性が再度浮上してくると思われます。
このストーリーはポンド急落に繋がる可能性があるので要注意しておきたいと思います。
2)要人発言
ドラギ総裁の最後の発言と思われます。
マーケットへの影響は分かりませんが、注意しておきたいと思います。
テンレイロBOE外部理事については、11月の英中銀金融政策発表の前なので、要注目です。
11月の英中銀は「Super Thursday」インフレーションレポートが同時発表されます。
離脱期限が来ているのかどうかは分かりませんが、英中銀がどのタイミングで、どちらの方向に動くのかが注目されているだけに、MPCメンバーの発言には注目です。
◎本日のイベントスケジュール
10月28日(月曜日)
ジョンソン首相による解散総選挙提案
18:00 EUR ユーロ圏マネーサプライ
10月29日(火曜日)
00:00 EUR ドラギECB総裁発言
02:00 GBP テンレイロBOE外部理事