陳満咲杜さんおすすめGMMA(インディケーター)とは?

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2019年3月5日

陳満咲杜さんおすすめGMMA(インディケーター)とは?

記事を書いた人:上田

先日、陳さんのセミナーに参加したことをブログでご紹介したところ、

GMMAについて質問を受けましたのでここでご紹介したいと思います。

 

目次

GMMAとは

 

Guppy Multiple Moving Averageの略で、発明者Guppyさんから命名された移動平均線。トレンドをビジュアルで捉えることができ、とにかくわかりやすいです。相場の大きな流れを見ながら、その強弱、変化のタイミングをいち早く見つけることができます。

 

また、陳さんが相場環境を海、移動平均線のグループをクジラやイワシに例えているのがチャーミングで好きです!

 

 

陳さんの動画もありますので興味のある方は、長編ですがご覧ください。

 

 

 

12本の移動平均線の束

 

GMMAは12本のEMA(指数移動平均線)で構成されています。

短期組(青): 3、5、8、10、12、15周期のEMA

長期組(赤):30、35、40、45、50、60周期のEMA

移動平均線2つのグループ

 

短期組(青): マーケットの調整・ダマシ

長期組(赤): マーケットの本流

 

 

長期は相場のメイントレンドです。短期はメイントレンドに対する修正あるいは加速を表しています。両組の乖離はトレンドの勢いが強め、接近しているとトレンドの勢いが弱い状態です。

 

 

長期EMAの拡散はトレンドが強い意味、短期の拡散は変化の兆しとみます。短期EMAの収束は調整的な値動きを示し、長期ではトレンドが弱まったとみることができます。

 

 

長短同時収束し始めた場合、トレンド転換の兆し。短期組が長期組と接近し、或いはクロスしても再度拡散し始めれば、トレンド再開と加速とみなします。

 

上昇トレンドのとき

 

A、短期が長期の上におり、長期が収束から上に向いて拡散、拡散の方向と状況が短期でも確認できた場合。

B、長期が下方拡散したものの、また収束して上向きとなり、短期が上向け拡散、かつ長期を超えた場合。

C、長期が拡散状況から急速に収束し、短期が拡散しながら下から長期を超えた場合。

 

下落トレンドのとき

 

A、長期が急速に収束し、短期が拡散しながら、上から長期を下回った場合。

B、長期が上向きの拡散状況から下方へ徐々に転換、短期が上から拡散した状況で長期を下抜けた場合。

C、長期が収束点から下へ均衡を保ちながら拡散していき、拡散の状況は短期と相似している場合。

 

文章で読むと少々分かりづらいのですが、チャートで見るとはっきりと分かると思います。

現在のGBPUSDの4時間足の状況です。

長期足が上昇中で、短期足が収束してきています。絶好の押し目ポイントかトレンド転換するのかですが、

長期足がまだ広がっているので上昇ダウ継続するかもしれませんね。

 

 

GMMAのメリットは、戻り目押し目が一目瞭然なことです。

このように長期の移動平均線が拡散している状態で、短期がくさび状に刺さった所がエントリーポイントです。

 

 

デメリットとしては、順張り向きのインディなので、逆張りには使いにくいかもしれません。

また、短期足には不向きです。

 

入手方法

 

このインディケーターの入手方法ですが、ネット上で無料で出回っています。

ダウンロードしてMT4のファイルに格納するだけで使えます。

 

 

また、FXTFで力を入れているようでこちらのサイトから見ることもできます。

ぜひ、使ってみてください。

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